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コンサルタント紹介します!
第4回 『要領を得ない時間泥棒』
株式会社コンサルジェント
代表取締役 樋笠 耕治
※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます

《今回のテーマ》  『要領を得ない時間泥棒』


コンサルタントは使い方次第で、驚くべき付加価値を生み出すと実感しています。しかしその反面、選び方や、使い方を間違えると、お金を失うばかりでなく、貴重な時間を失うことになりかねません。

私が一番やっかいと感じるのは「時間泥棒」です。

理解する力、予測する力、仮説を立てる力が弱いと、どれほど知識があったとしても、目覚しい成果をうむことは難しいでしょう。

例えば、社長であるあなたが、コンサルタントに相談をするとします。
その内容は、もちろん、経営の根幹である重要なテーマです。

優れたコンサルタントは、少ない情報からでも、即座にポイントを理解し、想像力を働かせて、仮説を立てて、的確な質問をして、短時間で本質を理解できます。

こういった優秀な方は、「一を聞いて十を知る」というセンスに秀でていますので、社長であるあなたも、有効な時間の使い方ができます。また、コンサルタントとは、そもそもそういう存在なのです。

しかし、要領を得ない、理解力に乏しいコンサルタントに付き合うことになれば、悲劇としか言いようがありません。

長々と、一から十まで聞かないとわからない、もっと情報がないと判断できないと、クライアントの貴重な時間を浪費させるだけさせて、こういったタイプの方に限って、結局はたいした解が生み出せ
ずに終わることが多い気という気がします。

おまけに、ろくにクライアントの情報を調べることもしていません。

さらに始末の悪いことに、こういったコンサルタントほど、何でも出来るような言い方で、安請け合いをする傾向があると感じます。(なぜなら、自身の経験のためです)。

よくコンサルタントの悪口で典型的なものに、

  「よく分かってない素人のような人間がやってきて、さんざんヒアリングをした挙句、こっちが教えたことを、さも発見したかのように報告書にまとめてくる。こっちが授業料をもらいたい位だ!!!」

 
という笑えない話があります。しかし程度の差はあれ、現実にも、これと似たような話があるのではと思います。とくに、コンサルタントを初めて利用してみようという場合は、何がよくて、何が悪いという基準がありません。

  「なんとなく人柄が良さそうだから」
  「業界の経験がありそうなので」
  「知り合いの紹介で、多少は不安だが、断りにくい」

という理由で選んでしまうと、とんでもないお金と時間の浪費になる恐れもあります。 ですから、大事な社員を時間をかけて選ぶように、コンサルタントも慎重に選ぶべきではないでしょうか。

運悪く、要領の悪い社員が入ってしまうと、周りの人間が説明したり、教えるのにすごく手間隙がかかり、全体の仕事に悪影響を与えることがあります。これはまさに「時間泥棒」であり、また周囲の人間のモチベーション(やる気)を低下させる副作用もあります。

ですから、コンサルタントの場合でも、そうならないために、少ない情報から真意を理解して、スマートに、的を得た応対ができることを基準に選んでみることをお勧めしたいです。

私の経験では、

  1.対人コミュニケーション能力、説明能力が高い
  2.理解力が早く、話が早い
  3.想像力、先取の配慮に富み、質問が的確である


このような資質のあるコンサルタントは、良い成果を生み出す確率が高いと思います。

その反面、話しているとイライラする、どうも要領を得ない、自社の説明に時間ばかりかかる、向こうの話もくどく同じ話が多い、と感じられたら、即座に他を当たることをお勧めしたいです。

では、今回はこのへんで。またお会いしましょう!



■関連情報

過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。

「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT 情報マネジメント
「コンサルタント業を目指すには」All about Japan フリーランス



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株式会社コンサルジェント 代表取締役 樋笠 耕治 http://www.consulgent.co.jp/

1966年大阪府生まれ。大阪外国語大学卒。株式会社リクルート、コンサルティング会社勤務を経て、有限会社コンサルジェントを設立(2004年に株式会社へ変更)。「経営堂」サイト運営。趣味は下町散策、アジア旅行。お勧めのコンサルタントは「一芸に秀でた変人?タイプ」。






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