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コンサルタント紹介します!
第6回 『コンサルタントが必要とされる分野』
株式会社コンサルジェント
代表取締役 樋笠 耕治
※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます

《今回のテーマ》  『コンサルタントが必要とされる分野』


コンサルタント紹介業を4年やっていると、よく聞かれるのが、『どんな分野の依頼が多いの?』 という質問です。今回は、昨年度の依頼案件から、少し目だった傾向をご紹介したいと思います。


■その1.社員研修が増加中
 
これは「コンサルティング」のニーズではありませんが、コンサルタントに社員研修の講師を依頼したいというニーズはよくあります。 例えば、
    〇営業社員向けの営業スキル向上研修

  〇幹部向けの経営戦略に関する研修
    〇サービススタッフ向けの接遇研修

  〇飲食店の店長向け研修

  〇人事評価者向け研修
 
などが代表的です。とくに一昨年くらいから企業の採用ニーズが高まり、昨年はかなり研修が増えているという実感があります。

最近は、研修講師を選ぶ際には「研修だけ」が上手いコンサルタントよりも「実務で実績のある」コンサルタントを選ぶ傾向もあります。

これは、研修が一過性に過ぎず、すぐ効果がなくなってしまう反省から生まれてきたニーズだと感じます。

今後はだんだんと、研修とコンサルティングを折衷したようなワークショップ型のスタイルも増えてくるような予感がします。

また研修のプログラムも、出来合いのものでなく、個別企業の事情に合った、カスタマイズしたものが求められるようになっています。


■その2.人事コンサルティングは不滅のニーズ
 
古くて新しいテーマ、といいますか、ほぼ定番のコンサルティングです。よくある依頼が、


  〇昔つくった人事制度の再設計・構築
    〇ベンチャー企業などが新たに人事制度を整備


というニーズです。法律対応が要求されるケースでは、社会保険労務士が指定される場合もありますが、通常のコンサルティングでは、資格よりも経験・実績が重視されます。

また、依頼の中身では

    〇成果や業績に対応した人事制度

  〇コンピテンシーに基づく人事制度
 
といった要望もよく聞かれます。


■その3.生産・技術系コンサルティングも意外に多い
 
意外といいますか、皆さんが想像されるよりもニーズがあるのが、いわゆる技術系のコンサルティングです。よく依頼をいただくのが

    〇設計段階での製品コストダウンコンサルティング


です。製品は、大型の重量機械設備から、小型の製品のアセンブルまでさまざまです。共通しているのが、設計思想の根本を見直して、競争力のあるコストダウンを実現するというニーズです。

また、同時にいわゆる

    〇生産現場の改善活動(リードタイム短縮など)
 
という要望もよく聞かれるテーマです。


■その4.小売・飲食系コンサルティングは定番のひとつ
 
やはり小売店、飲食店向けのコンサルティングは、激戦の業界ですし、きわめて依頼の多いテーマです。例えば、

  〇売り場改善(商品政策、商品構成、店頭陳列、など)

  〇集客、プロモーション、顧客管理


などを通じて、店の売上アップを図りたいというニーズがよく聞かれます。また、ちょっと限定されたニーズとしては、

    〇多店舗展開のノウハウ(フランチャイズシステムを含む)

  〇インターネットでの集客
    〇店舗運営マニュアル、SVマニュアルの作成
 


といった依頼も頂きます。

■その5.経営トップ向けコンサルティング
 
成長中のベンチャー企業や、年商数億円の若い会社では、経営者から直接、トップコンサルティングの依頼を戴くケースもあります。主に


  〇経営戦略
    〇財務

  〇人事および社員のモチベーション向上
    〇マーケティング戦略
 
など、幅広いテーマを要求されます。こういった依頼に関しては、やはり経営者との相性と、どこまでコンサルタント側の経験と要求テーマと合致しているかが、ポイントになります。


■その6.特定業種向けコンサルティングは、いろいろと
 
その他、とくに業界や業種のスペシャリストが求められるケースもあります。

典型的なケースとしては、新規事業として〇〇業界に参入するが、詳しいコンサルタントはいないか?というお問合わせです。


  〇医療・介護分野
    〇住宅・不動産分野

  〇サービス分野(ブライダルなど)


といったものが例として挙げられます。

■どのようなコンサルタントが求められているか?
 
以上のように、コンサルタントを求める企業側のニーズはさまざまです。そのなかで、共通した「求めるコンサルタント像」について、少し傾向をお話して、終わりにしたいと思います。


    1.経験分野が、要求スペックと合致すること

「その分野は経験がないが、やってみたい」とコンサルタント側が希望しても、まず、厳しいと感じます。企業側にとっては、コンサルタントの経験を活用して、時間と費用を節約したい、回り道をしたくないという意識が根強くあります。

 
    2.年齢があまり離れていないこと

一般的には、依頼主であるキーマンと、コンサルタントとの世代があまり離れすぎていないほうが意思疎通がスムーズです。しかし、これは一般論ですので、若い経営者とベテランの組み合わせ、年配の経営者と若いコンサルタントの組み合わせ、でも沢山の成功事例を見てきました。


  3.予算が一致すること
   
企業規模や成長ステージに応じて、許される予算が決まってきます。コンサルタントの標準報酬と、クライアントの予算が、合致していることは必修条件です。

当社の依頼実績では、小企業で月額5万円〜20万円、中堅企業で、月額25万円〜50万円の価格帯が成約の多いゾーンです(投入日数、時間、成果目標などは個別の契約ごとにに異なります)。


また、蛇足ではありますが、やはりクライアント企業の所在地と、コンサルタントの所在地が、離れていない方がベターです。

これは、地方の企業なら首都圏や関西圏のコンサルタントでもOKなのですが(地元で条件に合致するコンサルタントが限られるため)、反対に、首都圏や関西圏など大都市圏の企業なら、やはり同じ地域のコンサルタントを希望されるケースが多いと思います。


では、このへんで終わります。また次回お会いしましょう!


《今日のつぶやき》

当社が運営している「経営堂」というサイトには、毎月、新しいコンサルタントの方々が掲載されています。とくに4月には、たくさんの新しい方の情報がアップされましたので、よろしかったら一度見て下さい!

今月は、どんなキーマンでも探して商談をセッティングする、という、ちょっと珍しいコンサルタントの情報も掲載されています(樋笠)⇒http://www.keieido.net/index.html?PAGEIDX=1




■関連情報

過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。

「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT 情報マネジメント
「コンサルタント業を目指すには」All about Japan フリーランス



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株式会社コンサルジェント 代表取締役 樋笠 耕治 http://www.consulgent.co.jp/

1966年大阪府生まれ。大阪外国語大学卒。株式会社リクルート、コンサルティング会社勤務を経て、有限会社コンサルジェントを設立(2004年に株式会社へ変更)。「経営堂」サイト運営。趣味は下町散策、アジア旅行。お勧めのコンサルタントは「一芸に秀でた変人?タイプ」。






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