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私の経験上、まっさきにダメと思うコンサルタントは、自分勝手なコンサルタントです。もう少し詳しく言うと、コンサルタントとしての自分の利益(儲け)には執着するものの、クライアントの成果に関心のない(薄い)コンサルタントです。
経営コンサルティングは、クライアントの事業を外部からサポートし、成果を出して、費用対効果(つまり投資対リターン)でクライアント自身が『よかった』と評価しなければ意味がありません。
そうでなければ、お金を使って、社内のメンバーがただでさえ忙しい時間を割いて、わざわざやる意味など皆無でしょう。
自社利益が優先のコンサルタントは、
・私がこれだけの日数を割く必要があるので、これだけの金額が必要です(それで御社にどの程度
の利益があるかは知りません)
・私のもつノウハウはこれこれのシステムで、これこれの手順によって進めるので、これだけの期間と
費用がかかります(それで御社側の事情がどうなのか、適合するのかは、知りません)
・私のやったコンサルティングは正しいし、ちゃんと訪問してやっているので、私は間違っていないで
す(それで御社の社員が理解できて効果が現れて評価されているのかどうかは知りません)
・私のコンサルティングに文句を言う前に、おたくの会社に問題があります(最初からそれをわかって
引き受けたのでは??)
といった空気を醸し出しています。
なかには一見、優秀そうに見える人もいますが、自分中心の人間は、成果がでなかったりトラブルになったり立場が悪くなると、自己弁護、相手への攻撃に走る傾向にあり、注意が必要だと思います。
ちょっと極端に聞こえるかもしれませんし、コンサルタントの方からはそんないい加減な人がいるのか?と反論があるかもしれませんが、中にはこういった人も実際にいるのです。
もちろん、私は絶対お勧めしませんが。
また他方で、決まったパッケージシステムのように、手順が設計されていて、かかる工数(原価)ベースに値づけされているサービスは、クライアントの事情を無視している場合も多いように感じます。
パッケージなりに標準化されている分、低コストになるメリットがある場合を除いて、経営コンサルティングに関しては、個別の企業事情やニーズがまちまちで、あまりパッケージが通用するとは私は
思っていません(パッケージサービス自体を否定している訳ではありませんので念のため)。
いまの日本の企業がコンサルタントに実際に要望していることを考えると、その分野で経験や見識のあるコンサルタントが、オーダーメイドで対応せざるを得ないのが現実だと痛感します。
それだからこそ、やはり専門家の人選には慎重にならざるを得ないと思います。
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