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コンサルタント紹介します!
第23回 『経営コンサルタント業界の迷信』
株式会社コンサルジェント
代表取締役 樋笠 耕治
※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます

《今回のテーマ》  『経営コンサルタント業界の迷信』




コンサルジェント代表の樋笠です。現在発売中の月刊「ビジネスチャンス」12月号に、当社の記事が紹介されました!よろしければご覧下さい。



■コンサルタント=学生が憧れるイメージ?
 


さてコンサルタントを使ったことがない会社は、往々にして経営コンサルタントに対して偏ったイメージをお持ちではないか、と常々感じています。

そういった「迷信」を挙げてみますと、

 ○コンサルタント業界は高給・高学歴のエリート集団である

 ○コンサルタント業界は、高い料金をふっかける

 ○コンサルタント業界は、戦略策定・報告書作成にパワーを費やし、実行段階では
   面倒を見ない

 ○コンサルタント業界はグローバルな一流企業を相手にする

 ○コンサルタントは、中小・零細企業には関係のない世界


・・・のようなイメージが一部あるのも事実です。

こういった「偏ったイメージ=迷信」が、中小・ベンチャー企業のコンサルティングの活用にブレーキをかけている側面もあるかもしれません。

また一方で、小さなコンサルティング事務所を「マチコン(町のコンサルタント)」と呼ぶ言葉が存在しているように、小規模のコンサルタントは、町の個人商店のような規模ばかりを相手にしている、専門性が低い、というのも、非常に誤ったイメージだと思います。

賢明なみなさんはお気づきでしょうが、大規模=優れている、小規模=それなり・・、といった図式はもはや当てはまりません。

大規模で有名なコンサルティング会社にも、優秀な人もいますし、全くそうでない人もいます。
小規模でも同じです。

「コンサルタント」を「社員」と置き換えれば、よくご理解いただけると思います。

むしろ小規模で、自身が独立した経験や、経営している経験をもっているという意味では、より切実に経営者の痛みや心情が理解できると言えるかもしれません。

私の実感としては、独立心旺盛で、自分自身のビジョンがあり、仕事のできる優秀な人こそが、どんどんコンサルティング会社(または一般の会社から)スピンアウトして新しい会社を立ち上げて活躍しているという印象をもっています。



■実態は・・・もっと身近で使い勝手のよいサービス
 

当社が5年以上、エージェントとしてコンサルティングの相談をお受けしてきた実感をお話します。


1.すべての会社にコンサルタント活用のチャンスがある

⇒あらゆるステージで、あらゆる職域で、外部のコンサルタントを活用するニーズがあります。成長企業でも、不振企業でも、それぞれの事情があり、課題があり、それをスピーディーに解決できる専門家が存在します(探せるかどうかは別にして)。

2.現状分析よりも、むしろ実行支援サービス

⇒業界の中では、まだまだコンサルタント会社のための長々と時間を費やす「診断・分析・分厚い報告書作成」を強く勧める会社もあります。しかし会社側のニーズは、事業環境が激変して、過去の常識が当てにならない時代、分析に長々と時間を費やすよりも、実行〜成果を上げることに重きを置いています。

3.コンサルタントの活用で時間を買う

⇒自社の経営資源だけでは推進しにくい、むしろ外部からの専門性、経験、知恵、アイデア、プロジェクト推進力を買ったほうが、遥かにスピードが速く、成功確率が高いという事情をたびたび耳にしま
す。成長志向の会社ほど、のんびり、もたもたやっている暇はないようです。

4.会社の看板よりもコンサルタント個人の力量

⇒のれんに高いお金を払う価値もありますが、それも内容によりけり。今はむしろコンサルタント個人の経歴・経験・ノウハウ・パーソナリティを吟味して、評価して、雇う傾向が強くなっています。依頼する側も非常に勉強されていますし、賢くなっています。

5.大手企業でも小規模コンサルタントを雇っている

⇒当社のクライアントでも、例えば重厚長大型産業の研究所でさえ、新たな事業調査のために「個人経営」のコンサルタントを雇ったりすることは日常茶飯事です。大企業の研究員が舌を巻くほどのスペシャリストがいるのです。またある大企業では、大手コンサルティング会社の提案内容・金額を見て、目が点になり・・・もっと良い内容で、予算を抑えて依頼できるはずだとオファーを頂いたこともあります。


6.さまざまな業種・規模の会社がコンサルタントを使っている

⇒大手メーカーの開発設計部門からのご依頼もあれば、珍しい例では歌舞伎町ホストクラブ経営者からのご依頼もあります。技術的なテーマから、社員の評価・マネジメントまで、課題はさまざまです。



いかかでしょうか?

もし経営コンサルティングに対して妙な迷信や先入観があるのでしたら、そういった思いは捨ててみて下さい。コンサルタントは、あらゆる企業で、あらゆる場面で、いかようにも活用できる余地があると、私は日々実感しています。

そして自社の力だけでなく、外部の力を上手く使うことが、事業を成長させるポイントだと思うのです。



《今日のつぶやき》

つい最近、2年前に業務改革(BPR)を依頼された会社から、新たなテーマでのご相談をいただきました。こういったリピート依頼が増えていくことは、まさに役立っているという実感を得られる瞬間で、非常にうれしく思います。

もう5年もお付き合いしている会社もありますが、その変化(成長)を見るにつけ、事業は生き物なんだと
いうことを実感しています。(ひがさ)




■関連情報

コンサルジェントが書籍で紹介されました!

『起業家を続々と輩出するリクルート式仕事術』
著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)


過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。

「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT 情報マネジメント
「コンサルタント業を目指すには」All about Japan フリーランス



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株式会社コンサルジェント 代表取締役 樋笠 耕治 http://www.consulgent.co.jp/

1966年大阪府生まれ。大阪外国語大学卒。株式会社リクルート、コンサルティング会社勤務を経て、有限会社コンサルジェントを設立(2004年に株式会社へ変更)。「経営堂」サイト運営。趣味は下町散策、アジア旅行。お勧めのコンサルタントは「一芸に秀でた変人?タイプ」。






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