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◇◆◇　経営革新！１００人のコンサルが語る事業成功の秘訣　　　◇
◆◇　　　　　　　　　　　　　第１４６号【04/09/15】　　　　　　　　　　◇◆
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《メニュー》

１．『中小企業再生の現場最前線』　　　　西原　裕

２．今週のおすすめメルマガ「借りるぞ　銀行融資！」

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《今週のテーマ》


『中小企業再生の現場最前線』


１．金融機関から突然の金利の引き上げ要求


あなたは最近お金の面でこんな経験はありませんか？
金融機関の担当者から

「突然金利の引き上げを要求された」
「毎年同じ時期の借入れが今年はできなかった」
「支店決済ですんでいたことが本店審査部の決済が必要になった」

このことからも、いよいよ金融機関が本気で不良債権処理に挑む前
兆が見え始めました。

また、ＴＶや新聞でも連日のように企業再生と言う言葉を耳にしな
い日はないくらい話題となっています。

今回は、企業再生に関してお話しましょう。


２．融再生と不良債権


現在銀行は５０兆円（平成１４年３月）以上もの不良債権を抱えて
ると言われています。金融機関のバランスシートから不良債権を消
し去ることが金融再生なのです。

また、金融機関は取引企業に対して１０段階の格付けを行い、あな
たの会社も与信管理が行われています。

取引条件が最近悪くなったと感じる企業は、金融庁が金融機関に対
して格付け強化の指導したことにともなった結果であると考えられ
ます。

ズバリ言うとあなたの企業の格付けが下がったのです。銀行は、生
き残りをかけて、不良債権の処理を進めるのであれば、あなたの企
業も生き残りをかけて、格付けを上げなければならないのです。


３ ．中小企業は事業再編を行えば、金融支援してもらえるのか？


（１）銀行は大手企業のように債権放棄はしてくれない
　　 （社会的な意義の有無）

（２）取引先から取引中止になることが想定される

（３）民事再生法になっても申し立て後の融資は難しい

（４）弁護士はあまり本気？にならない（報酬が安いので）

（５）個人の連帯保証がある


上記のポイントから考えると、自力再生しか生き残ることはできな
いのが現実なのです。

実質的債務超過に陥っている中小企業の多くは、「破綻懸念先債権」
に格付けされ、金融機関は２年以内にバランスシートより消し去ら
なければならない（２００１年４月政府方針）ことになっています。

人の病も会社の病も同じです。「早期発見・早期治療」が大切！

早期に企業再生に取り組めば、痛みをともなう大手術を受けなくて
も元気になります。企業の病もそのまま放置しておけば、助かる可
能性は極めて低いものになるでしょう。


〜メルマガ読者の皆さんへの特典〜

メールによる経営相談・アドバイスは無料で行っております。
どうぞお気軽にご相談ください。※土曜日版にてお知らせします！


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《今週のコンサルタント》
西原　裕（にしはら　ゆたか）
株式会社創研　代表取締役

１９６７年生まれ。中小企業再生支援協議会の専門スタッフとして、
数多くの企業再生の現場で活躍。実行性のない再生計画では意味が
ない。現場の最前線が変わることができる計画でなければ、企業の
再生は実現しない。工場や店舗の最前線の再生を得意とするコンサ
ルタント。中小企業診断士。


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☆☆今週のおすすめメルマガ☆☆

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《編集後記》
今週の西原氏は【人づくり／モノづくり／地域づくり】をテーマに
今日は神楽坂、明日は広島と事務所を掛け持ちし、全国を飛び回っ
ています。企業再生の専門家でもある彼は、資金計画ばかりではな
く、その背景となる事業プロセスの再構築こそが再生のポイントで
ある！と唱えます。また彼のＨＰには面白コンテンツ満載なのです
が【だれも教えてくれない経営コンサルタントの選び方マニュアル】
の中の“カタカナ言葉”でポイントをごまかすコンサルには要注意！
というワンポイントアドバイスには思わず納得！カタカナ言葉で言
われたら、日本語（ひらがな言葉）にしてもらうように聞きなおす
とコンサルタントの理解レベルがわかるそうです。是非、実行を♪
（にしだ）

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