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第234号 『激動の技術革新時代を生き抜くために』 馬塲 孝夫
 

∽∽‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥∽∽
◆◇◆◇                          
◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣   ◇
◆◇             第234号【05/08/05】          ◇◆
◇                                     ◇◆◇
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《今回のCONTENTS》

1.『激動の技術革新時代を生き抜くために』    馬塲 孝夫

2.今週のコンサルタントインタビュー

3.今週のおすすめメルマガ「人材開発 飛耳長目録」

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《今週のテーマ》


『激動の技術革新時代を生き抜くために』


最近、何かと話題になる言葉として、“MOT”があります。

これは,Management of Technologyの頭文字をとった言葉で、技術
経営などと訳されています。

ここでは、このMOTに関する話題をご紹介したいと思います。

日本の産業構造の中で、製造業の占める割合は、サービス業の増加
に伴って低下しつつあるのですが、それでも日本の強さの源泉は、
製造業にあることに誰も異論を挟まないと思います。

従って、製造業の経営者にとって、技術とは何らかの関わりをもっ
て経営をしているわけですから、言葉の新旧はともあれ、製造業の
経営者は、何らかの技術経営をしていると考えられます。

言い換えれば、現在の経営者にとって、“技術を知らぬ存ぜぬ”、
で避けて通ることは大変難しくなってきたと言えるでしょう。

バブル崩壊以前の右肩上がりの時代には、技術が分からなくてもそ
の分野を部下に任しておけば、何とか経営がなりたったものです。

事業環境が好調で、他社がやっていることと同じようなことをやっ
ておれば、事業は成長し、業績が伸びたからです。

しかし、バブル崩壊を契機として失われた10年を経験した日本の
事業環境は一転低成長時代となり、他社と同様の事をやっていては
利益が出ず、厳しい競争環境の時代となりました。

そのために、企業は生き残りをかけて、何とか他社との差別化をし
なければならなくなりました。

また、技術革新の速度もスピードを増し、例えば情報家電の分野で
は新製品の寿命は、3ヶ月程度しかないという、とんでもない時代
となったわけです。

このような、環境が激変する時代には、経営者の意思決定が迅速に
なされなければなりません。

そのためには、経営者が、現在の事業環境に関連する技術をよく理
解し、素早い舵取りをしなければなりません。

そういった意味でのMOTが必要なのです。

MOTについては、技術者に経営知識を持たせること、との定義も
ありますが、私は、経営者が技術的センスを持って激変する技術革
新環境を生き抜く経営をすることこそが、MOTの神髄であると考
えています。

では、MOTを行うためには、先端的な技術を勉強すれば事足りる
のでしょうか。そうではありません。

技術環境と、事業環境を総合的に判断し、的確な経営判断ができる、
いわば技術的かつ経営的センスをもった経営能力が必要です。

すなわち、現在、ある先進的な技術が今後有望であると理解しても、
それを事業として推進していくために、自ら事業機会を発見し、顧
客を同定し、事業戦略を立て、事業価値評価に基づく開発可否を判
断し、可であれば新製品開発プロジェクトを推進する能力が必要な
のです。

単に、その技術に飛びついて闇雲に製品開発するというのは、MO
Tではありません。

そして、このようなプロセスには、様々な手法があり、試行錯誤的
ではない、体系的な手法を採用することによって、事業効率を向上
させることができます。それがMOTなのです。

もちろん、このようなMOTを一人の経営者が全てハンドリングで
きるに越したことはありませんが、通常は技術に強い幹部と社長が
二人三脚ですすめるのが現実的です。

キーポイントは、経営者の技術経営に対するコミットメントを行う
こと、決して技術担当に任せ放しにしないこと、経営の視点を収益
性事業開発に置き、そこに技術革新を最大限に利用すること、なの
です。


ある会社の例です。

社長から、新製品を開発するよう命令がでました。技術担当役員は、
自ら社外の情報収集を行ったり、社内のアイデアを募ったりして、
あるアイデアを見つけました。

その役員は、技術者上がりでその分野での専門家です。非常に有望
なアイデアだと思われたので興奮し、社長に報告。社長も、専門家
の君がそう考えるなら、と大変乗り気です。

社長のお墨付きをもらったプロジェクトは、一挙に全社的なプロジ
ェクトになり、大はしゃぎの末、新製品が開発されました。そして、
販売にいたりましたが、いっこうに売れません。

社内では、こんなに素晴らしい性能を持っているのに、なぜ売れな
いのだろう、と混乱してきました。

そのうち、その製品を購入しているのは、その製品の新技術に興味
をもつ研究者ばかりで、それ以外の顧客にはニーズが無いことがだ
んだんと分かってきました。

社長の機嫌もどんどん悪くなり、その結果の生け贄探しや対象者の
処罰が行われました。しかも、その新製品開発プロジェクトに関与
した幹部はうまく責任を逃れてしまいました。
 
これは極端な例ですが、結構、色々な所で起こっているものではな
いかと思います。

以上の事例をMOT的に捉えればどのようになるでしょうか。

先ず、アイデア創出の段階で、そのアイデアに対する市場機会の有
無の評価が必要です。そして、それを事業コンセプトにまとめ、事
業性の評価を、想定顧客の意見を聞きながら行っていかねばなりま
せん。

物作りに直ぐに突っ走ることは避け、アイデアの具現化を、市場の
フィードバックを受けながら行うわけです。

そして、市場には、特に新技術に基づく新製品の場合、ハイテク大
好き人間には一定の量が売れますが、それが一般人に波及するため
には、“カズム“と呼ばれる溝があることを認識し、それを跳び越
さなければならないことも、理解しておかねばなりません。

技術の採用―拡散サイクルと呼ばれるものが特にハイテク市場には
あり、それを正しく理解していなければ、一過性の売上増で、事業
性を見誤ってしまうことが多いからです。

そして、このようなアイデア評価、事業性評価をおこなうために、
計画的にマイルストーンを設け、経営トップがその評価に適宜コミ
ットすることが必要です。

そのためには、経営者が、高い技術経営能力を身につけていなけれ
ばならないことはいうまでも有りません。

このように、MOTは、経営者の高いマインドはもちろんのこと、
体系だった技術経営コンセプトと手法の採用によって、新製品開発
の効率性を高め、成功率を高める事を目指します。

もちろん、技術経営を行ったからといって、全てが成功するわけで
はありませんが、それをしない場合に比べ、経営効率を向上させる
ことができるのです。

現在は、特に製造業にとって、技術をいかにマネジメントできるか
が企業の雌雄を決する時代です。この意味で技術経営能力がますま
す重要になっていくと思います。


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《今週のコンサルタント》
馬塲 孝夫(ばんば たかお)
ティーベイション 代表

1953年生まれ。1979年、大阪大学大学院基礎工学研究科卒。
2005年、同志社大学大学院ビジネス研究科卒。大手総合電機メ
ーカの研究開発部門で、産業用メカトロニクス、FA(ファクトリ
ーオートメーション)システムなどの生産情報システムの研究開発
に従事。また戦略企画部門にて、研究開発戦略の立案に従事。20
05年独立。技術経営戦略、製造IT戦略に関するコンサルティン
グを専門とするコンサルタントとして活動を開始。保有資格は、M
BA(経営学修士)、MSC(工学修士)、ITコーディネータ補。


《経営堂・詳細プロフィールはこちら》



《私のお勧めビジネス書》
『イノベーションのジレンマ−技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』
著者:クレイトン・クリステンセン 出版社:翔泳社

ここで取り上げているイノベーションとは、技術イノベーションの
事ですが、技術的経営的に優秀な企業であっても、その優れた企業
戦略故に滅んでいく事を見事に示した本。技術には、性能向上をひ
たすら目指す持続的技術と、性能は劣るが、新興マーケットに受け
入れられる破壊的技術があり、持続的技術を追求せざるを得ない優
良企業は、結局はこの破壊的技術によって滅ぼされてしまう。

では、どうすれば良いのか。含蓄に富んだ内容が書かれている、非
常に有用な一冊です。続編の「イノベーションの解」もお薦めです。
こちら→ http://www.consulgent.co.jp/mag/book-amazon.htm

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《今週のコンサルタント・インタビュー》


●コンサルタントになったきっかけはなんですか?


大組織の一員としての社会的活動から、個人としてのより自分の特
性を活かした社会的活動をしたい、と思ったからです。

大組織にいると、どうしても自由にならないことがあり、もっと自
由な立場から自分の経験や専門性を活かせる職業として、この職業
を選択し、独立しました。

ただし、目標とする形態は、単独のコンサルタントとしての活動で
はなく、企業のビジネス支援としてのプロフェッショナルサービス
事業です。


●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?


なによりも、お客様に満足していただけるコンサルティングをする
ことです。

お客様の問題の本質がどこにあるのか、またそれをどのように解決
していけばよいのか、お客様自ら発見していくことのお手伝いを、
いかにうまくできるかです。

そのためには、様々な手法を使いますが、最終的にはお客様との信
頼関係を如何に築いていくかに尽きます。信頼されるコンサルタン
トとして活動していきたいと、絶えず心がけています。


●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!


企業内の人材で全てをまかなえる時代は終わり、企業もある意味で
オープン化の時代を迎えていると思います。

必要な時には、社外の人材をうまく使い、この激変する競争環境を、
スピード感をもって生き抜いてもらいたいと思っています。

コンサルタントは、その一つのツールと考えて、気軽に利用してい
ただければと思います。

また、コンサルタントは、いわばハイタッチ商品ですから、利用に
当たっては、コンサルタントと良くコミュニケーションをとって、
納得してから契約されるのが、利用のうまいコツでしょう。


●PR


研究開発、生産システム構築などの実務を長く経験してきました。
また、最新の経営理論や経営手法も使いこなせるMBAホルダーで
もあります。

技術、経営分野での人的ネットワークも豊富に持っています。技術
と経営のわかるコンサルタントとして、製造業の経営者と技術者、
生産技術者のブリッジ機能を果たすことができます。

事業環境を踏まえた経営戦略をたて、それを実行するために如何に
技術を活用し、開発環境や生産環境を構築していくか、そのような
コンサルティングが必要な際には、是非お声かけ下さい。


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☆☆今週のおすすめメルマガ☆☆

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《編集後記》
今週のコンサルタント馬塲氏が経営戦略、技術戦略、製造IT戦略
などに関する情報発信中のブログ、コラムが人気急上昇中で〜す!

その中でも「ITコーディネータのビジネス奮闘記」が私のイチオ
シ!タイトル通り彼の日々の奮闘振りが臨場感溢れる表現で描かれ
ているのです。いやー、めっちゃ売れっ子でいらっしゃいますヨ。

また、彼は京都にオフィスを構えていらっしゃいますので(大阪に
もあり)てっきり京都のご出身と思いきや、大阪生まれの大阪育ち
ということが判明。…だってご覧下さい!この清楚で気品溢れるお
顔立ち→ http://www.keieido.net/index.html?PAGEIDX=3&IDX=214

何だか京都御所がピッタリだと思いませんか〜('-^*)-★(にしだ)


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