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第004号 『出版に成功したコンサルタントに聞く
           〜マーケッター・金森重樹氏インタビュー〜』
  早いものでもう4号、ネタがもつのか?という周囲の心配をよそにメルマガは続きます。

みなさまお世話になります。本多泰輔です。

さて、ご案内のとおり今回のテーマは、コンサルタントのかたに実際の出版体験を聞くです。一体どのような苦労を乗り切ったのでしょうか。どきどきしますね。

インタビューアーは、発行者であるコンサルジェントの社長が行いました。逆の意味でトップインタビューです。

しかも今回は実名で登場、やはり社長が出張るとちがいますね。さらに話しにごまかしがない気風のよさ!さすがグレートマーケッター金森先生、読者の心理をグリップしています。

そういうことで、樋笠社長、あとよろしくお願いします。


■2年間で8冊の出版を実現!


おはようございます。発行者の樋笠です。

今回は、実際に出版に成功し、出版をご自身のマーケティング、セルフブランディングに上手く活用している事例をご紹介します。

ご登場いただくのは、この世界では非常にユニークなポジションを築いている、マーケッターの金森重樹さんです。

すでに「自己破産せずに借金を返す法」(2003.7ダイヤモンド社)、「超・営業法」(2004.2PHP研究所)、「インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング」(2004.10ダイヤモンド社)など、立て続けに出版を実現し、この2月には幻の名著といわれたジェイ・エイブラハムの「ハイパワー・マーケティング」の監訳を手掛けられました。

この2年で8冊というハイペースです。

インタビュー場所は、金森氏のオフィスに近い、六本木の某所です。いつものように、職業不詳といった、カジュアルな服装でひょっこりと現れました。


■まず、本を出して、自分がどうなりたいのか?が大事


樋笠:
出版に成功したコンサルタントという趣旨で、これから出版したい方の参考になる話を伺いに来ました。よろしくお願いします。金森さんは、第一作目「自己破産せずに借金を返す法」から、徹底的な戦略で、用意周到に出版されていますね。


金森:「まずアドバイスしたいのは、昔ながらの組織論とか労務とか、小さな版元の常備本として、地味な世界でコツコツやりたいのか、ブレイクを仕掛けたいのか、ということです。

地味に書いていくなら、似たような内容で、5冊も、10冊も出版されている大家もいらっしゃいますね。そういう世界なら、何度でも使いまわしのきくベーシックなテーマを続けていけばいいんじゃないでしょうか。

しかし、ドカンと売り出していくには、それなりのやり方と戦略が必要です。本というのは、自分自身をブランディングしていく手段ですから。本を出して、結果どうなりたいの?ということです。出版を仕掛けるにも、まずはどちらの方向なのか、考えるべきでしょう」


■メールマガジンをM&Aして、キャッシュをぶちこむ!


樋笠:出版デビューは、著者の販売力も重視されると聞きましたが。


金森:「そうですね。僕の場合は、まずテーマに合ったメルマガをM&Aしました。そうやってベースの読者を確保して、カスタマーに変えて、コミュニケーションを続けながらファンになってもらいます。

さらに小冊子を使ってリストづくりをして、数千冊の販売が見込めるレベルまで実績づくりをしました。この方法は、いまや王道かもしれません」


樋笠:メルマガの買収ですか。これも有名な話かもしれませんが、そのへんは第一作目から徹底していますね。


金森:「販売に貢献するという意味では、現金(キャッシュ)を投資することは当たり前です。例えば、記事にしてもらうために雑誌社などをアテンドしてくれるプロモーション会社にも100万円使いました。

これは、いわゆる書評に取り上げてもらうという形でなく、実際の記事の中に引用されるための広告です。業界関係者しか知らないと思いますが。

インターネット書店では、amazonの共同プロモーションはもちろん、楽天ブックス、Jブック、セブンアンドワイなど、いろんなチャネルを使って販促予算を投下しました。

今後は、ブックストラテジーと言われる書店取次のPR専門会社に依頼する方法も試してみようと思っています。

誰かが自分の本を売ってくれる訳じゃありませんので、全部、自分で戦略を立てて、自分で実行しました」


樋笠:さすがに徹底していますね。ちょっと素人には真似できないかも。


金森:「いや、それで終わりじゃありません。ほかに実行したことは、書籍の報道機関向けのプレスリリース、書店組合名簿を基にした宣伝ファックス。

発売後は、店頭POPを制作したり、ポスターを作ったり、全国の主要書店に挨拶回りに出向いたり。もちろん著書の写真が入った名刺を作りました。

自社のサイトでは、書籍に連動する形で最新情報をリリースしたり、ノベルティをつけたり、読者の関心を集め続ける仕掛けを実行してきました。

これで当たらなければ2冊目はない、と真剣に取り組んでいたと思います。どうやってでも、自分で売り切る姿勢というか、気概がなければダメでしょう。

印税なんか当てにするな、と言いたいです。印税の何倍もの資金を突っ込む気持ちでやらないと。資金の一部は、インサートハガキ(読者ハガキ)からの資料請求で、ツールを販売するという方法で確保しました」


樋笠:第一作目の「自己破産せずに借金を返す法」では、特定調停という手法を使ったビジネスのPRや、法律相談のインターネットサービスが狙いだったとお聞きしていますが。それだけの予算を投じた成果はあったのですか?


金森:「もちろんです。まず、この本が何度も増刷されたことによって、この後、自分が書きたい本の出版が容易になりました。

つぎに、この本のマーケティングの結果得られた情報によって二作目以降、より確実にうれる戦略が取れるようになりました。それから、ビジネス書作家のお友達が沢山できました。

もちろん、売上的にも数千万円分の成果が得られました。その意味では、総合的に勘案して、予算を投じただけの成果があったと思います」


※このあたりのお話は、金森氏のメルマガ「回天の力学」でも、詳しく紹介されていますので、ご覧下さい。


■出版企画書は、1枚で十分


樋笠:話は変わりますが、そもそも出版企画を実現する第一歩としては、何が必要でしょうか。


金森:「出版の企画は、紙1枚でいいんです。あと、せいぜい目次や概略があればという程度で。

大事なのは、売れるべくして売れること。売れるテーマを徹底的にリサーチすることが必要です。これはマーケティングというものを理解していなければ、難しいでしょう。専門家のアドバイスを得るのが、近道と思います。

意外に見落としがちなのが、タイトルと装丁です。これはすごく重要です。本の内容はもちろんですが、最初に手にとってもらうには、タイトルと、見栄えじゃないですか。

よく、出版ギリギリになって、あわててタイトルや装丁を決めてしまう人もいるようですが、それは最悪です。

タイトルは、いくつかの案を考えて、webのキーワード広告などを通したスプリットラン法を使って実験し、決めるべきでしょう。

装丁は、何冊か別の出版社から出してきましたが、ずっと清水さんという、優秀な装丁家の方にお願いしています」


■どうせ狙うなら、メジャーな一流出版社を


樋笠:かなり細部まで、緻密な戦略が必要なんですね。では、そろそろ、読者の皆さんにアドバイスといいますか、まとめの話をお願いします。


金森:「これから売り出したいコンサルタントのみなさんにとって、本を出す、というのは最低ラインです。

最終的に実現したいことがあって、そこから逆算して、本を出すということが位置づけられると思います。

ですから、第一作目で力尽きるようでは、だめです。
十二分に余力を残しておくべきでしょう。

ある程度、方向性を決めて、何冊もだすことを最初からイメージしながらプランニングすることをお勧めします」


樋笠:よくよくお聞きしていると、ビジネスの戦略と同様に、出版にも当然、戦略と方向性が必要ということを実感しました。あと、マーケティングがその中心テーマであることも再認識した気がします。


金森:「それから最後に。版元は慎重に選んでください、と言いたいです。同じ出版社から何冊も出している著者は、出版社からの信任が厚いという良いイメージがあるようです。

ですから、どうせなら、自分のテーマに合った一流の出版社を目指してください。第一作目で失敗すると、挽回が難しいです」


樋笠:ざっくばらんに、貴重なアドバイスをありがとうございました。ぜひ「ハイパワー・マーケティング」の成功をお祈りしています。


金森:はい。あれは、売れるべくして売れる本だと思います(笑)


■まとめ


再び本多です。樋笠社長ご苦労様でした。なかなかのお手並み、ぜひ毎月やってください。なんといっても私が楽です。

メルマガを買収して固定読者層を確保したり、POPづくりや書店回り、果てはタイトル、表紙デザインまでやっていただいたら、出版社いりませんね。というよりご自身が出版社そのものです。

こりゃ、大手老舗版元のA営業幹部にも教えてあげなくてはいけません。金森先生、Aさんから連絡いきましたらよろしくお願いします。もういってるかもしれませんが・・・。

固定読者層というのは実に大切です。タレントで言えばファンクラブ。作家は顔に自信のある人はいないので、芸能人のようにはいきませんが、やってる人はやっております。

女性に人気の小説家渡辺淳一が目標だという、同じ医者で作家の知人がおりますけど、「渡辺淳一のファンクラブは10万人いるが、自分のファンクラブには一万人、だから売れ行きも10分の1」と彼は言いつつせっせとメルマガを送っておりました。

顔は渡辺淳一よりいいんですけどね。

文芸書といえども5万部出ればベストセラーですから、1万人でも固定読者があればかなり心強いものです。

さて次回は、企画企画というもののどうすりゃいいんだとお嘆きのかたがたのために、ちょっとヒントを差し上げたいと思います。版元の編集部員は見ちゃダメよ。

お楽しみに。

…………………………………………………………………………
◆◇今週のおすすめビジネス書◇◆

【伝説のマーケティング書が発売されました】

マーケティングをされている方で、ジェイ・エイブラハムの名を聞いたことがないという方は、おそらくいらっしゃらないでしょう。定価の10倍のプレミアムがついて1冊2万円以上で取引されていたあのマーケティングバイブルが、蘇りました!

   『ハイパワー・マーケティング』 インデックス・コミュニケーションズ
   (ジェイ・エイブラハム著 金森重樹監訳)

本書は、読んだほうがいいとか悪いとか以前の問題で、マーケティングを学ぶ者であれば、一冊は手元においておかなければならないマーケティングバイブルです。

何事も、本物といわれるものには、コピーでは感じられない真実が含まれているものです。本物だけが持つパワーをあなたも感じてください。(金森氏より)


※私もさっそく予約しました。「お金をかけずにお金を稼ぐ方法」という名前で翻訳されていた本で、絶版になっていて入手不能でした。

金森氏は、マーケティング用語の原文に忠実な翻訳のため、翻訳家では分からない独特のニュアンスや意味に、相当なチェックを入れたとおっしゃっていました(樋笠)。



《編集後記》 


金森氏のインタビュー、いかがでしたか?彼の徹底したスタイルを真似できるコンサルタントは少数かもしれませんが、部分的にでも参考にできる部分は、どんどん吸収してもらえればうれしいです。


今後も、ユニークなコンサルタントの体験談を、月1回位の頻度で取り上げていきますのでご期待下さい。売り込み歓迎です(樋笠)



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出版プロデューサー/本多 泰輔(ほんだ たいすけ)

プロデューサー・本多泰輔氏は、ビジネス出版社(版元)で20数年の経験をもつベテラン編集者から、出版支援プロデューサーに転身した人物です。その考え方について詳しく知りたい方は、本多氏編集のメールマガジン『コンサル出版フォーラム!本はあなたをメジャーにする』のバックナンバーをご一読下さい。








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