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第036号 『出版社とのおつき合いのしかた』

■いまはもう秋


おはようございます。

思い返せば4年前、中国輸出で鉄鋼・素材・郵船市況が高騰というニュースを聞いて「やれやれやっと景気も上がるのかな」と思ったものの、株価は低迷したまま一年二年と過ぎ、この頃になって上昇局面、俄かに元気になった東洋経済を横目で見ながら「やはり石の上にも3年だな」と訳のわからないことを呟いている本多泰輔です。

この秋『会社四季報』が書店の平積み台で大きく幅を利かせているとともに、単行本の棚も「株もの」が溢れています。

読者は若い女性も多いようですね。

いつか見た青い空、には未だ遠く及ばない平均株価ですが、いま買えばしばらく損はないでしょうから当分「株もの」は走りますよね。

『清貧のすすめ』なんて本が売れたのは昔日のことです。

1,015兆円の財政赤字、581兆円の国債残高(リアルタイム財政赤字カウンターで見ました。

インターネットって便利です)をつくった主な原因、海部内閣(大きかったのは宮沢内閣)以来の景気対策のための財政出動は、結局景気回復には効果なく、中国の経済的興隆に押し上げられた現状を見ると、やはり日本は海外からの影響を強く受ける国だなあという感想を強くいたします。

「四方の海」を通じて世界につながっていると詠んだ明治帝の見識の深さに驚きます。

明治帝独り飛びぬけた洞察力を持っていたということではなく、明治帝を輔弼またはご進講していた当時の側近、すなわち国家首脳たちの持っていた国家観がそうなんでしょう。

なんてブログみたいな書き出しですが、今度ブログを始めるのでその予行演習をしてみました。

こんなところで明治帝の話など出したら、戦前であれば「不敬罪」でしょっぴかれるところです。

実は講談社、当時は都内団子坂の森鴎外邸近くにあった、大日本雄弁会講談社で大正時代に発行した『明治帝』という本が不敬罪騒ぎを起こしたことがありました。

名前や写真を間違えたとか表現に問題があったというようなことではなく、そのあまりの厚さから昼寝の枕にちょうどよいという評判が立ったためです。

ブログもどきはこのへんにして、さて以下本題に入ります。


■一発屋で終わる人、そうでない人


コンサルタントとして出版する以上、一冊よりも二冊三冊と著書があったほうがよいのはいうまでもありません。論を俟たないことですよね。

では、二冊三冊と続けて出る人と出ない人がいるのはなぜか。


「続けて出す人は、一冊目が売れたんだろ。出ない人は売れなかったからだろ」

ぶー。

正確には半分ぶーです。だから半ぶー。
なんか赤塚不二夫みたいになってしまいました。

確かに一作目が売れていれば、二作目に続くケースは多いのですが、すべてがそうだというわけではありません。

大体次のような感じです。


●30万部売れたら…むこう3年間は出版社は著者のいいなりです

●5万部だったら…2年くらいは著者の押しが効きます

●2万部の場合…ほっとくと忘れられます

●1万部以下…月に一度、欠かさず編集者と接触を続けましょう


要するに、そこそこ売れた本でも、出版社に対する接触をほっといては次回作につながらないということです。

驚異的に売れた本であれば別ですが。

1作目がヒットしたんだから、編集部のほうから原稿依頼が来るだろうと高をくくれるのは5万部以上からです。

逆に1万部以下でも、積極的なアプローチを続ければ、捲土重来のチャンスは必ず訪れます。


■出版デビューは2作目へのスタート


「念願の出版デビューが果たせたからもういいや」と1作目を上梓して一息ついてしまう著者もおられます。

出版が目的ならそれでもいいでしょうが、そうでなければ、あくまで手段であることを思い起こさなければいけません。

満足するにはまだ早いです。
1作目の完成は、2作目のスタートです。

「え?もうやるの。すこし休もうよ」とお思いのかた。

ご安心ください。
すぐに原稿執筆にかかれるわけでありません。

編集者を説き伏せるには、相応の時間を要します。
大事なことは、編集者との接触にあまりブランクを空けぬことです。

編集者へのアプローチは、いわゆる営業活動と見てもかまいません。
しかし、普通の営業と違う点があります。

「買ってください」と持って行ってはダメだということです。

編集者とは、1作目で人間関係はできているわけですから話はしやすいですが、いきなり2作目の話を持ち出すのは得策ではありません。

まだ1作目の売れ行きは不透明な段階です。

ひょっとしたら売れ行き不振で、編集者は販促のアイデアに苦しんでいるかもしれません。大体売れていない本の著者が来たときは編集者は話題に窮します。

「売れてません」とはいえないので、たいてい「ロングで売っていく本ですから」と根拠のない言いつくろいをします。

発行後編集者が「ロングで・・・」と言うようであれば、それは「思ったほど売れてない」ということです。

そんなタイミングで2作目の話をしても、本気で取り組める気楽な編集者などめったにいません。

反対に、予想外の爆発的売れ行きで重版を重ねている場合は、編集者は話題にこと欠きませんので、喜んで会います。

そういうとき、おもむろに「こんなことを考えているだけどねえ…」
と企画書を示せば十中八九通ります。

ただし、爆発的売れ行きとは、10万部を超えるような本のことです。

5万部以下の本だと、好調さを実感できるまでには2〜3ヶ月を要します。

つまりその間は、編集者は悲観はしていないもののどうなるかはわからないという状態で著者と会っているのですから、そうそう簡単に企画に乗ってくることは期待できません。


■営業ではない著者営業


編集者も著者が本当に遊びに来ているとは思っておりませんので、ねらいは次回作くらいのことは察しております。

それは編集者自身のチャンスでもあるので、見かけとは違い注意深く話を聞いています。

この場では企画書を持ち出し売り込むよりも、もっぱら情報提供に終始したほうが効果的です。

企画に関わる情報に相手が乗ってくればしめたものですが、あんまり同じような情報ばかり話していると、相手も「ねらいがあってリークしてるな」と感づきますから、基本的には相手の関心が高い情報を中心に話題を散らしながら話したほうが良いでしょう。

相手編集者の関心がどの辺りにあるかも把握できますし、先方も何らかの情報を返してきますから、自身の情報収集にもなります。

情報は企画の素です。

情報提供をしてくれる著者は、編集者にとって貴重な存在ですから、必ず会うようになります。

頻繁に接触していれば、ときに出版の話題にもなるでしょうし、日頃お世話になっている人を無下にできないのが人情です。

そして企画が会議で軽く蹴られないよう、理論武装用の資料を固めておくとともに、保険のために出版社を訪れたら、5回に1回くらいは必ず取締役編集長以上の幹部にも同席してもらえるよう担当編集者に頼み込んでおくことも大事です。

著者に会うことには、どこの出版社も積極的ですから、これはそんなに難しいことではありません。ボディブローのように後で効いてきますから、ぜひやってください。

また、頻繁に顔を出していれば、偶然出版スケジュールに穴が開いたときなど思わぬチャンスが舞い込んで来ることもありますから、マメに訪問し情報提供を続けるほうがお得です。


■賞味期限切れと相性


訪問を繰り返し、コミュニケーションをとり、何作か出版を果たしたとして、これが長きに及びますとやはり経年劣化を起こします。

出版社との仲にも賞味期限があるのですね。
賞味期限を過ぎますと、営業効果が著しくダウンします。

つまり話をしてもまとまらない。こういう状態になったら、もうあまり頻度にこだわらず暫くブランクを取ったほうが得策です。

別に人間関係が切れるわけではないのですから、年に数回は訪問してもいいのですが、基本的には次のターゲット、すなわち新しいパートナーを求めて出版各社にアプローチしていきましょう。

賞味期限は10年の人もいますし、3年くらいで切れてしまう場合もあります。相性と運命ですから、抗しがたいものです。

相性も運命も仕事の成果を指します。性格の好き嫌い、思想信条の違いなど気にしては仕事になりません。

いい人で能力も高いが、一緒に組むと結果が出ないというケースがあります。このあたりが相性ですね。

せっかくのパートナーですが、成果につながらない、相性の悪い編集者であれば、これも運命とお別れするしかありません。

セリーグでダメでもパリーグで華開くこともあるし、監督が変わって活躍する選手もいます。

新しい出会いに期待しましょう。

■まとめ


第2第3と出版を続けていくためには、出版社のほうから来るか、著者のほうから行くかしかありません。

前者は、かなりの知名度と実績が必要です。
となれば、多くは後者を選択することになると思います。

これは結局営業なんですが、著者の営業は一般のそれとはすこしばかり異なる。コンサルタントの営業もそうだと思います。

つまり「売りに行ってはいけない」。
情報提供をもって営業とする、ということでしょうか。

ところで、今回まとめはこの辺で、以下コマーシャルです。


月刊「近代中小企業」(創刊40年の会員誌、読者は全国中小企業経営者2万人)という雑誌で、来年2月に増刊号「経営革新・社員教育 一流すご腕コンサルタントガイド」(B5判、152ページ)を発行します。

「一流すご腕」というのはゴルゴ13みたいですが、世の中景気も上向きで新卒採用も急増している折、人材育成や会社のコンピテンシーへの投資にコンサルタントを活用しようという中小企業も増えております。

新年度には、こうしたコンサルタント需要がさらに拡大するであろうという読みの下、各分野のコンサルタントの得意技を一気に集めて紹介しようという企画だそうです。

ただで紹介してくれるならいいのですが、企画物というのはつまり広告のことですからいくらか費用は要るようです。

この種の本は、いろんな分野でよく拝見しますが、発行2万部というと「少ないなあ」という印象ですけど、経営者が直接手にするならそれは随分有利だと思います。

なぜなら中小企業は社長が教育担当であり、改善担当だから、その担当者兼決定者に直接アピールできるなら、まあ凡百の広告よりは効果が期待できるかもしれません。後は費用の問題ですが…。

で、なぜコマーシャルしているかというと、この企画に当メルマガ発行元のコンサルジェント社も共同しているからであります。

この際「一流すご腕コンサルタント」の一人として登場してもいいかなと思うかたはぜひ下記サイトを開いてみてください。↓    ↓    ↓    ↓    ↓    

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    《編集後記》
 
よく、資格も取ってからがスタートと言われます。コンサルタントも開業してからが本当の勝負。そして出版も、デビューから2作目で真価が問われるのでしょうね。1冊出したからと安心せずに、編集者とはうまーくお付き合いしながら、時流に乗って自己ブランドを高めていきましょう!(発行者:樋笠)



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出版プロデューサー/本多 泰輔(ほんだ たいすけ)

プロデューサー・本多泰輔氏は、ビジネス出版社(版元)で20数年の経験をもつベテラン編集者から、出版支援プロデューサーに転身した人物です。その考え方について詳しく知りたい方は、本多氏編集のメールマガジン『コンサル出版フォーラム!本はあなたをメジャーにする』のバックナンバーをご一読下さい。








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