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第042号 『出版企画はこうして決まっている潜入実況!“ザ・編集会議”』

■世界は不安に満ちている


今年も、早、立冬を過ぎ、残すところ後一ヶ月と三週間。
市街の木々も紅葉して晩秋の趣き深い今日この頃です。

おはようございます。
本多泰輔です。

みなさん風邪などひいてませんか。

今年は、ハリケーンがあったり、地震があったり、津波があったり、鳥インフルエンザがあったりと自然の脅威を受けていますが、フランスでは暴動まで起きていますから、脅威は自然だけではないようです。

なんでフランスのような、近年でこそ第2グループですが、国連安保理事国で、核保有国で、アジア、中東、アフリカにいまだ利権を色濃く持っているEUの中心国で、中国やアメリカのように暴動が起きるのかよくわかりません。貧富の格差があるのでしょうか。

しかし、そういう世界情勢とは何の関係もなく、このメルマガは本来のテーマを追究してまいります。

発行者たる出版社編集部では、一体どのようにして出版する本の企画を定めているのでしょうか。

敵を知り己を知れば百戦過たず(何回使ったフレーズでしょう)。

というわけで、今回は「潜入実況!ザ・編集会議」、都合第二回目です。でも、第一回目とあまり変わらないかもしれません。

著者の記憶力不足というよりも、変わりのない会議、それが「編集会議」なのです。


■某社のある一日


ここは都内、晩秋のさわやかな午後、中堅ビジネス書出版社の会議室、これから単行本編集部の会議が始まろうとしています。

窓の外には、都心でも真っ青な空がひろがって、木々の紅葉や凛とした空気に季節が感じられるいい日和です。


編集長:「じゃあ、会議始めます。F君はどうしたの」

編集A:「今日中に下版しないと取次ぎ見本に間に合わないので、朝から出張校です。今日一杯かかるそうです」

編集長:「あ、そう。えー、先月の新刊『△△△』と『○○○』に重版がかかりました。納品は来週だそうです。担当者から著者に連絡しておいてね。

それと来月1日から紀伊国屋でフェアがありますが、著者への協力を担当編集者からお願いしてください、と営業から依頼がありました。よろしくね・・・」


とかなんとか業務連絡が続きます。各社によって形式に違いはあれ、編集会議は概ねこんな具合に進行していきます。実際は、もうすこしごちゃごちゃしますが、ここでは細部は編集してお届けします。
そして、編集長の話の最後はたいてい


編集長:「先週、『×××』のカバーに誤植がありました。『◇◇◇』の目次と『□□□』の短冊(本に挿してある注文票、スリップともいいます)にも間違いがありました。何度も言いますが、表紙の誤植は・・・」


とうっとおしい話があっておしまいとなります。
次にスケジュール確認というか、担当企画の進捗状況についての報告があります。概ね編集長の悩みが深くなる報告が行われます。


■企画の進捗報告


編集A:「@@先生の原稿が遅れてまして、まだ第1章の始めのところしか入っていません」

編集長:「それ、いつ発行の予定だった?」

編集A:「2月です」

編集長:「間に合わねえじゃねーか。予定から落とすか・・・」

編集A:「・・・(無言)」

編集長:「A君、@@先生に早く原稿出してもらえるよう、少しプッシュして。なんとか年度内に出せるように。じゃ次の人」

編集B:「今月25日発行の『$$の◆◆◆で大儲け』は、明日下版します。XX先生の紹介で『週刊◎◎自身』に書評を掲載してもらえるそうです」

編集長:「そう、よかったね。XX先生の本はまとめ買いがあるんだよね」

編集B:「はい、社員研修で使うのでα社とβ社とγ社で各500部ずつ、月末に納品される予定です」


今回の会議は、編集B君、少し居心地が良さそうです。
しかし、先月自分が担当した本に、どれもまだ重版がかかっていないので、いまひとつのり切れません。


編集長:「ところでB君、4月予定の●●企画の著者、見つかった?」

編集B:「いえ、まだ・・・」


痛いところを突かれました。B君、実はなにもやっていません。


編集長:「えー!まだって、早くしないと間に合わないよお。だれかいないのお」

編集B:「###先生にアプローチしているんですが、お忙しくてなかなか返事がもらえなくて・・・」


苦し紛れにとんでもないビッグネームをあげるB君。


編集長:(忙しいに決まってんだろが!相手を考えろ、このバカ・・・と思いつつも)「###先生に書いてもらえれば最高だけど、間に合わなければ意味ないし。その方面に実績ある人に頼んだほうがいいんじゃないの」


つまり、書店の棚から著者を探せといっているわけですね。
編集長はこういう時、「来月になっても決まってなければ、こっちで見つけないといけないな」と考えています。

そして「著者データベースがあればなあ」と思うのはこんな時です。
ただし、「こんな時」だけしか思いません。

さて、編集C、D、Eと似たような報告が続きまして、ラストアジェンダ、企画発表へと移ります。


■企画会議は踊る


発表する企画は、基本的には半年先のものです。

企画というものも普段から考えていなければ、まともなものは出てきません。校正と下版の間隙を縫って出てくる企画が、いかなるものかは推して想像できるものばかりです。


編集長:「じゃあ、Eさんから発表して」

編集E:「いま凄いペットブームなので、ずばり“賢くて可愛いペットの育てかた”。お散歩レッスンDVD付き」

編集長:「うちはビジネス書の出版社だよ」

編集E:「でも来年は戌年ですよ。イヌ。私の干支ですけど」

編集長:(ああ?じゃあ再来年は猪の本か。だいたいお前申年じゃねえか)

編集A:「ペットの本は書店に溢れているから、それを参考にしてもう少し新しい切り口を出せるよう調べてみたら」

編集長:(おお、A君ありがとう、しっかり者だね、君は)
     「そうだね。Eさん、もう少し練ってみて。はい次」

編集D:「“K理論で絶対儲かる株投資”」

編集長:「K先生から持ち込まれたの?」

編集D:「はい、目次もできてます」

編集長:「K先生の本は、前のも売れたからねえ・・・。でも来 年5月まで株のブームが続くかあ。それ1月中にできないか?」

編集D:(ええ!冗談でしょ。休めねーじゃん・・・とは思いつつ)「目次はできてますから、K先生次第ですけど、急げば2月くらいにはなんとか」

編集長:「K先生には、なんとか急いでもらうよう頼んで。来年早々に間に合えば売れるって」

編集D:「わかりました。頼んでみます」(あーあ、K先生原稿もつくってあったらいいんだけどなあ・・・)


K先生のもくろみは見事的中です。実績と株ブームが効きましたね。
編集長も、今回の会議は珍しく成果があった、会議もやってみるもんだね、と少しうれしそうです。


編集長:「じゃあ、C君の企画いってみよう」

編集C:「“新社会人の身だしなみマニュアル”」

編集長:「それ、うちの既刊本にあるじゃん」

編集C:「既刊本に新しい情報を加え、新装版にするんです。2006年版の身だしなみです」(われながら姑息だとは思ってますけどね)

編集長:「既刊本はどうするの。まだ市中在庫は残ってるよ」

編集C:「ですから、2006年版とつけて区別するんですよ」

編集長:(変な企画・・・)「とにかく営業の意見も聞いてみないとわからんな。C君営業に聞いてみて。それにしても新人向けなら5月じゃちょっと遅いよ。3月発行だな。
それと新装版というからには、全体の半分以上は新しくなってないとだめだよ。目次、よく先生と相談してやってね」

編集C:(げっ・・・、半分も新しくすんの。一部改訂で済むかと思ったのに・・・)「了解です」

編集B:「入稿が忙しくて、今回は企画が用意できませんでした。すいません」

編集長:(お前、昨日飲み会行ってたよな)
     「そう、次回はちゃんと用意してね。はい、ラストA君」

編集A:「**先生(斯界の超ビッグネーム)に原稿をお願いして、**事務所とやりとりしてます。割といい返事をもらっているんですが、まだ具体化しません」

編集長:(お前ら、有名人の名前出せばごまかせると思ってんだろ)「**先生の原稿は欲しいよね。で、他に企画ないの?」

編集A:「先週から**先生にかかりっきりだったもんで・・・」(やっぱりごまかしきれなかったか)

編集長:「A君、今年の目標は20冊だったでしょ。あまり**先生にかかりっきりでも目標に届かないよ。バランス考えてやらないとね。で、みんなもう他に企画ないの」

一 同:「・・・(無言)」

編集長:「じゃあ終ります」(結局5月の企画はひとつもなしかよ。どうすんだよ。そういえばこの前、持ち込みの企画が何本か来てたな。あれ少し見てみるかなあ・・・)


こうして持ち込み企画に、陽の目を見るチャンスが巡ってきます。


■まとめ


この出版社の編集長は優しいですね。苦労人です。多分単行本の編集から上がってきたんでしょう。単行本出身の編集は概して上品です。別に雑誌が下品だというわけではありませんが。

持ち込み歓迎という出版社も持ち込みは受け付けないという出版社も、ネタが尽きれば持ち込み企画に手を伸ばします。なんにせよチャンスはあるわけです。

それにしても、せっかくのチャンスも企画が「ペットの飼いかた」では絶望的です。企画は、相手をよく見てねらいを定めて出しましょう。



    《編集後記》
 
さすが本多さん、二十数年も出版社に奉公されていただけあって、妙にリアリティがありますね・・・。先日、一緒に千代田区の某所を歩いていて、一緒にお茶をしようと思ったら『いや、そっちの方角はまずい。$$出版の近くだから』とポツリ・・・。ひょっとして優しい編集長とケンカして辞めたんじゃないかと、少し心配になりましたが。。。(発行者:樋笠)



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出版プロデューサー/本多 泰輔(ほんだ たいすけ)

プロデューサー・本多泰輔氏は、ビジネス出版社(版元)で20数年の経験をもつベテラン編集者から、出版支援プロデューサーに転身した人物です。その考え方について詳しく知りたい方は、本多氏編集のメールマガジン『コンサル出版フォーラム!本はあなたをメジャーにする』のバックナンバーをご一読下さい。








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