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第065号 『物語ライズと物語リビリティ』


おはようございます。
本多泰輔です。

なんでもそうですが継続は力、練習は裏切らない、文章能力も書き続けることで着実に向上します。そういえばこのメルマガも毎週毎週書き続け一年以上になりました。

さぞかし文章も上達したかと昨年の文章と読み比べてみましたところ、あまり変わらない、むしろ下手になったような気がします。

これはゆゆしきこと。鉄則の破綻です。
練習するほど下手になるとは如何なることが原因か。

思うに文学芸術は制限が多いとつまらなくなる。稀に閉ざされた国ゆえに優れた芸術が誕生することもありますが、多くの場合陳腐なものしか現れません。

そういっちゃあなんですが、今でこそ中国映画もチャン・イー・モウのような世界的な監督が出て腕を振るっていますけど‘80年代までの中国映画は観ちゃあおれませんでした(珍品という意味ではけっこうおもしろかったですが)。

文学にいたっては目を覆うわんばかり。

当時を知る者としては、いまやその中国から作品を翻訳輸入している日本の現状は我が目を疑います。さすが「三日会わざれば」かつ目して見直さなければいけない国。

随機応変というか臨機制変というか、ま、それはともかく我がメルマガ、このままではいけない、すこし斬新なテーマで新境地を開かねばただでさえ少ない読者が消滅しかねません。

ということで魅力的な文章はどうすれば書けるのか、その構造について考えてみました。

今回は自助テーマです。
キーワードは物語ライズと物語リビリティ。


■文章能力とは物語能力


文章能力を修辞能力と見てしまうと木を見て森を見ないことになります。

木は木で立派であるに越したことはありませんが、ワンセンテンスで語り尽くすアフォリズムで本をつくることは事実上不可能ですから、いかに上手に全体を物語ることができるかが、やはり文章能力となります。

表現能力といってもいいですが、文章で表現する以上結局文章能力です。物語とはつまりウソのお話ですから、物語能力とは上手にウソをつく能力ともいえます。

ウソで聞こえが悪ければフィクション。フィクション・センスが物語をつくる上で重要なファクターなのです。例えばベストセラーの『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』なんて、タイトルからしてまずウソです。

さおだけ屋も潰れます。そう言われればそうだと思いませんか。

昭和の時代に「さおや〜さおだけ〜」と流していたさおだけ屋さんは年々減少していきました。さおだけがさおステンレスに変わり、近年ではホームセンターで買うようになったからで、さおだけ屋さんはそれぞれに商売がえしています。

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』にとってさおだけ屋が本当に潰れるか潰れないのかは、まったく重要ではありません。著者もその検証には触れてさえいません。まあ、そこが上手いところです。

会計の初歩を説明するための導入部として、さお竹屋はあたかも潰れない職業として、さらりと設定されています。さおだけ屋のような日銭稼ぎの仕事は商いも小さい。売上も小さいし仕入れも小さい。

だから仕入れを売上より小さく抑えやすいので潰れないのだ(というようなことだったと思いますが山田さん違っていたらご指摘下さい)ということで、読者は「ああそうか。だからさおだけ屋は潰れないのか」とまんまと著者の自家薬籠中に捕りこまれてしまいます。

そして、そこから会計の初歩へと話が進むわけですな。
まだ読んでないけど。


■物語に魅かれるわけ


論文やニュース解説を読んでもいつも納得できるわけではありませんね。私の場合はこれらを読むときは例外なく疑いばかりが沸き起こります。それに較べて物語は納得できることが多い。例え作り話だと思っても納得してしまう。納得できるからこそ物語たり得るともいえます。

テーマがコーチングにせよプロジェクトマネジメントにせよ、読んで納得できる活用法や解説の文章は物語としても成立しています。架空人物を主人公にドラマ化しなくても、起承転結ができている文章構成は物語として構成され、納得しやすい文章となっているはずです。

こうした起承転結が効いた納得しやすい文章をつくることを「物語ライズ」と言っています。ただし私だけが。

「物語ライズ」成否の鍵はフィクション・センス、ウソのつき方の上手い下手にかかっています。コーチングやプロジェクトマネジメントの本が、主題でウソをついても何の意味もありません。後で火だるまになるだけ損です。

当然会計の本も会計学の部分でウソをつくような自殺行為はしません。周辺部分に納得しやすいようにフィクションを散りばめて城内に誘い込むのです。フィクションは納得しやすいものでなければなりません。一見常識であればこそ、ウソでもそれで納得してしまうのです。

例えば桃太郎のお話でも、そもそも桃太郎が鬼退治に行く合理性はありません。基本的に鬼ヶ島に棲んでいる鬼を退治に行くというのは、侵略以外の何者でもありません。

それでも世間の顰蹙を買わないのは相手が鬼だから。

一点の曇りもない純粋無垢な悪、24時間年中無休の悪というお約束だから、退治に行くのに格別の理由が必要ないのです。鬼にしてみれば大変な迷惑で、世が世なら国際司法裁判所に提訴でしょう。

山がそこにあるから登るのと同じくらいのノリで暴虐の限りをつくしても、読者にすんなり納得してもらえるのは、鬼すなわち絶対悪という図式があるからです。

鬼こそ憐れです。だから人もそこまで鬼になれず『泣いた赤鬼』みたいなお話も出てくるのでしょう。フィクションには合理性よりも納得しやすい「世間の常識」を用いるのがフィクション・センスというものです。

上手な物語をつくる能力、フィクション・センスに優れた能力を物語リビリティと言っています。ただし、私だけが。

文中に「世間の常識」をまぶした納得しやすい小フィクションを撒き散らし、巧みに読者を囲みの真ん中へと引き寄せることができれば、著者としては最悪でも印税で車が買えます。


■ウソが嫌いな人へ


故意のウソ
勘違いのウソ
新発見・新体系による結果的なウソ
可愛いウソ
悪質なウソ

いろいろありますがエコノミストは多かれ少なかれウソつきとなる宿命を背負っていますし、自然科学にせよ社会科学にせよ文学にせよ、すべての定説はそれを覆す新説が証明されるまでの仮説に過ぎないわけですので、すべてはウソになる可能性をはらんでいまです。

それでも姉歯のウソは困ったモンです。さて、不可知論みたいなことを書くと嫌われますので各論をやります。

文章能力とは詐欺師の能力かと罵声が聞こえそうですが、ベストセラー作家が詐欺まがいのことをやったケースはありますが、詐欺師がベストセラー作家になった話は聞いたことがありません。

不可逆の能力なのです。

ところで、読者の中でセミナーでも講演でも、あるいは自慢話でも一片のウソなく話をしている人っていますか。多分いないでしょう。

多かれ少なかれどこかに脚色を加えて聴衆を引き込む工夫をしているのではないですか。体験談は説得力があるとはいえ、完全に正しく体験を語ることは不可能であると共に、聞いていても焦点の定まらないわかりにくい話となってしまいます。

余分な枝葉を切り落とすことも、編集であり脚色であり、厳密にいえば事実を枉げることです。しかし、枝葉を伝えることが目的でなく主題が幹本体にあるなら、枝葉を除くことは主題に深く迫ることであって非難されることではありません。

お釈迦様もそう言ってました(これは本当です)。


■物語の基礎構造


なんか文学部の講義みたいな小見出しです。

私、本当は文学部に入りたかったんですよ、その昔。でも、社会に出るなら法律か経済だろうと経済学部に入っちゃったんですよね。ま、それはそれでよかったんですけど、文学部に行ってたらと時々思います。

結局、同じ出版社に入って同じことやってたかもしれませんが。

「物語ライズ」の基本は起承転結です。
各章あるいは各項目ごとに起承転結を繰り返します。

起承転結の「起」はみなさん大抵いいんです。

「一年で100億儲かるマーケティング」とか「2時間でわかる○○」、あるいは「絶対儲かる○○株」とか、景気のいいところから始まります。

が、「承」で地味〜な語り口になり「転」に至るもさっぱり展開が変わらず、「結」論は教科書通りに終ってしまう、さむ〜い構成が既刊本にも大変多い。

そりゃ売れませんて。

「起」は飛躍しても可、斬新な視点・切り口で臨みましょう。「承」は地味でもいいですから巧みなフィクションで読者を城内へと導き入れ、「転」の鮮やかさで一気に囲いの中心に追い込みます。

あとは囲みを「結」ぶだけ、結びは取りこぼしのないように慎重に。常識的なことでいいんです。起承転結のポイントはすなわち「転」の鮮やかさにあります。

起承転結は一冊で考えては長すぎます。長くなればなるほど腕を要しますから始めは各章、各項目を起承転結でまとめる短いサイクルからスタートしましょう。


■まとめ


読者は真実を求めつつも、飲み込みやすいものを真実としてしまう傾向があります。飲み込みやすいものとは合理性の濃淡ではなく、もっぱら「世間の常識」にかなうかどうか。

そして「世間の常識」は文化の影響を強く受けています。
で、今回のメルマガを振り返ると。

結局、ウソがないのであんまり面白くない。
いやあウソをつくのはむずかしいなあ。

次回は物語ライズのパート2です。
全編満艦飾のウソで覆いつくしますのでお楽しみに。



    《編集後記》
 
今週はとくにコメントありません。来週の続編のウソ(脚色?)をお楽しみに!文章能力って奥深いですね・・・(発行者:樋笠)


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出版プロデューサー/本多 泰輔(ほんだ たいすけ)

プロデューサー・本多泰輔氏は、ビジネス出版社(版元)で20数年の経験をもつベテラン編集者から、出版支援プロデューサーに転身した人物です。その考え方について詳しく知りたい方は、本多氏編集のメールマガジン『コンサル出版フォーラム!本はあなたをメジャーにする』のバックナンバーをご一読下さい。








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