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第066号 『物語ライズと物語リビリティのパート2』

おはようございます。
本多泰輔です。

また一人このメルマガに版元関係の読者が増えたことを知り、うれしく思う今日この頃です。また、メルマガ読者からも何人かが出版に向って進行真っ最中のようで、なにはともあれ慶ばしいことです。

故草柳大蔵(といってもいまや知っている人は少ないかも、ま、ジャーナリストの草分けです)氏が商品や観光地には物語があるかないかによって価値に差が出てくる、人は物語を求めて集まってくるのだというようなことを言ってました。

6年前のとある地方のイベントでのことでした。そう、TDLはまさにディズニーキャラクターの物語の国です。ソニーや松下、トヨタ、日産にもそれぞれの物語があります。

TDLのキャラクターはまったくのフィクションですが、ソニー、松下、トヨタ、日産の物語も物語であるだけに、その中味は必ずしも確かな真実に担保されたものではなく、多分に憶測、善意の拡大解釈などを含んで形づくられています。

人は物語に惹きつけられ、サマーランドや豊島園へは行かず、TDLのリピーターとなってしまい、最近陰りがあるとはいえ、新しいタイプの家電が出現するたび、やはりサムソン、船井電機ではなく、ソニーやパナソニック製品を購入してしまうのです。


■物語は捏造される


ここでいうところの物語は歴史と言ってもよく、演出ととらえてもけっこうです。セント・バレンタインデーもクリスマスもチョコレートとケーキの販売促進のために後付された物語ともいえます。

本来の趣旨は宗教行事ですが、恋の告白行事とサンタクロースによるプレゼント行事としたことで、にわかに社会現象になるまで広がりました。本筋を曲げることで物語は国民的行事に進化したのです。

東京お台場も「黒船」威嚇のための軍事施設という歴史は、最先端カルチャーという急造物語の前に沈んでしまいました。いまお台場ということばから砲台をイメージする人は稀でしょう。

最近流行の「ロングテール」という概念も本当かどうかを精査する以前に物語としてよくできているので、そのまま納得してしまいます。5年前くらいにはやった「選択と集中」も物語として納まりの良い理屈でした。

両者とも時代を背負っていることばです。はやり言葉というのは時代と共にあるからこそぐっと説得力が増すのです。

こうした物語の仕組みを文章に取り入れることができれば多くの読者がつかめますし、企画書に取り入れれば採用に大きく貢献します。


■物語ライズしてみよう


一度自分の主張や意見、あるいは体験談(短いものでよい)を物語ライズしてみましょう。プレゼンや講演にも役立つと思います。

物語ライズの基本的な条件は、


(1)時代の空気を取り込んでいるか
(2)根拠を文化(習慣・常識)に求めているか
(3)起承転結で構成されているか


時代の空気を取り込むとは、主張や意見の中に時代背景をしのばせることです。前提となるものですから、例えばITとか少子高齢化とか、一般に通用する見解を持ってくるほうが無難です。

「なぜならば」をあまりくどくどと説明する(このメルマガみたいに)よりも一言二言で納得させるほうが上です。一言で納得させるには、みんなが共有している世間知、暗黙知に訴える手が有効です。

「人が三人以上集まると必ず派閥ができる」とか、「月満ちれば必ず欠け始める」とか、「朝起きたら顔を洗うでしょう」とか、「寝るときは足から布団に入り、起きるときは頭からでしょう」とか、ああそうだよなあと思える説得の仕方です。

起承転結のリズムはテンポ良く、あまり展開が間延びしないように注意します。事実を曲げる必要はありませんが、すべての事実を盛り込むことはあきらめてください。知っていることを全部書こうとしない(私のように)。

取上げる事柄は物語に沿って選択し徹底的に絞り込みます。棄てることを恐れてはいけません。うまく刈り込むことができれば、かなりすっきりとわかりやすい文章になります。

一通り原稿ができあがったら、まず自分で読んでみて納得できる物語になっているか確かめてください。書いた本人がすんなり理解できる文章でなければ、他人の納得を得ることは不可能です。読み返して問題がなければ次に身近な誰かに読んでもらいましょう。

その結果「なんだかわかりにくいねえ」「本人だけわかった気になってんじゃないの」と言われても逆上してはいけません。なんと言われようと読者の声は金言です。

書き手が納得している筋書きだからこそ読者も納得できる、というのは基本ですが、書き手が納得しているといっても読者の理解が得られるとは限りません。

読者とシンクロナイズできるかどうかのセンスは、ベストセラー作家となり得るかどうかの最大の鍵を握る能力なのですから、おいそれと身につくような代物ではありません。読者が何をどこまで求めているかを察知できるセンスとは、イコールベストセラー作家のセンスです。


■読者が求めるレベル


ビジネス書では、何を、すなわちどんなテーマを読者が求めているのかは、だれでもある程度見当がつきますが、どこまで求めているのかを見通せる人はなかなかおりません。

その数少ない著者がベストセラーを生んでいるといっても良いと思います。ビジネス書のテーマを考えるとき、まずいかなるテーマが必要かから絞り込もうとすると、ほとんどすべてのテーマが必要となってしまいます。

もともと必要だから発生した手法やスキルですから、動機付け理論が古いからといって不必要と棄て去ることはできません。すべてのテーマは常にだれかが必要としているのです。

最近のベストセラーは、テーマ、すなわち読者が何を求めているかよりも、レベル、つまり読者はどこまでの知識を必要としているのかに重心が置かれているように見受けられます。

何度も例に挙げる『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』は会計の入門書ですが、決して会計学に深入りをしません。いま多くの読者が必要としている会計の知識とはあのレベルなのだと見切っているのでしょう。

経済の入門書にしても株の入門書にしても、専門的な深みに足を取られない説明のしかたが、読者の共感を得ているといえます。ひょっとすると、わかりやすさに幻惑されて事の本質を見失っているのかもしれません。

一冊の本がすらすらと納得できたことを以って、会計の要諦はつかんだと読者に満足感をもたらす、この種のわかりやすさこそ物語性です。ちょっと小泉政治に似ていますね。

それでいいのかどうか、是非はとりあえず置いといて、ともかく現状はそういうことです。見切るというのは、読者が求めているレベルを察することで、剣豪が相手の太刀筋を見切るのと同様、切られる寸前まで相手の剣先に近づかなければなりません。

とてもリスキーなのです。見切るのが早ければ説明不足、低レベルとそっぽを向かれ、遅すぎても説明の深みに足を取られて読者に逃げられてしまう。


■読者の「どこまで」感


「どこまでの理解を読者は求めているか」とリサーチしていけば、必ず入門書、初級編、わかりやすい解説書が欲しいとなります。

2000年初めから『経済ニュースが面白いほど・・・』がベストセラーになったとき、経済ニュースの本家はうちだと日本経済新聞社でも同様の企画をたてました。それでできたのが『経済ってそういうことだったのか会議』。

抜群の時代感覚で数々のヒットCMをクリエイトしてきた佐藤雅彦氏をナビゲーターに、時の売れっ子経済学者竹中平蔵氏にアップデイトな経済について聞くという、いささか映像メディアっぽい企画でしたが、ねらいは佐藤雅彦氏のセンスで読者の「どこまで知りたい」感覚にフィットする本をつくろうとしたものです。

2大ビッグネームでそこそこ売れた本ですが、先行書の勢いがよすぎたので追いつくことはかないませんでした。当時の読者の「どこまで知りたい」感覚を体感していたのは『経済ニュースが・・・』著者の細野真宏氏だけだったということでしょう。

もうひとつ加えると、いまの『世界一やさしい株・・・』もそうですが、学習参考書で成功した解説スタイルをビジネス書に持ち込んだ斬新さが成功の要因でしょう。

細野氏の解説スタイルには物語風というよりも、四コマ漫画の切れ味とコンパクトさがあります。同様のことは起業ものの世界で神田昌典氏がおりますし、会計の世界では既出の山田真哉氏となります。


■まとめ


やあどうも説明が難しい。

ここまでのところで「ついていけない」「何言ってんだこいつ」と思った人、どうもすいません。物語を説明するだけの物語リビリティを持ち合わせないもので。

もっとかんたんなテーマにしておけばよかったと後悔しています。

説明に手間取り、企画書に生かす物語リビリティを書くスペースがなくなってしまいました。上手く説明できるようだったら次回のテーマにいたします。できそうもなかったら違うテーマで。

では何が出てきるか次回をお楽しみに。



    《編集後記》
 
コンサルタントの書くテーマは、とかくビジネス寄りで堅くなる傾向がありますから、物語として脚色するスキルは必要だと思います。ぜひこのコラムをヒントに、ひとひねりを加えて頂ければ幸いです。やっぱり初版から広く読まれるヒットを飛ばすほうが気持ちいいですものね!(発行者:樋笠)


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出版プロデューサー/本多 泰輔(ほんだ たいすけ)

プロデューサー・本多泰輔氏は、ビジネス出版社(版元)で20数年の経験をもつベテラン編集者から、出版支援プロデューサーに転身した人物です。その考え方について詳しく知りたい方は、本多氏編集のメールマガジン『コンサル出版フォーラム!本はあなたをメジャーにする』のバックナンバーをご一読下さい。








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