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第120号 校正ミスを「誤植」という出版界』

おはようございます。
本多泰輔です。

また何度目かの夏が来ます。こう言うと何かかつて夏にすごい出来事があったみたいですが、単にまた夏が来るというだけのことで他意はありません。

さて、出版が必ずしも明るい未来を約束するわけではないことを前回栗本さんが寄稿してくれました。

今後こうした寄稿もできるだけ紹介していきたいと思いますので、読者諸賢の出版に対するご意見、疑問、

「出版社から大変よい原稿だがこのテーマでは採算がとれるかわからない。共同出版(または協力出版)という形で出版しませんか?」

と言われたが、やったほうがいいだろうか等のご相談でも何でも結構です。匿名の場合はその旨特筆してください。

さて本題です。

誤植については前にも「校正」のときに書いたことがあると思います(いつだったかは忘れましたが)。多分そのときも同じようなことを書いたでしょう。なるべく重複しないようにしたいと思います。

誤植というのは要するに誤字脱字、校正ミスです。誤字脱字をなぜ誤植というかは、印刷工程に「植字」というものがあったことに由来します。

すでに過去のものとなって久しい、鉛で作られた「活字」の世界では、文字を一つ一つゲラ箱に置いていく様が、田に苗を植えていくのに似ているため「字」を「植」える、これを漢文の平仄に則り動詞を前において「植字」としたのでしょう。

昔の人は言葉づくりも律儀です。つまり誤植とは植字の誤りということです。するとここで一つ奇妙なことがあります。誤植は、校正ミスと言い換えることもできます。

現在ではほぼ100%誤植は校正ミスです。

それを印刷現場(にはいないはず)の「植字」工員のミスであるかのような用語を使うのは潔くないのではないか。謹んで校正ミスと告白するのが人の道であろう。とはいえ長らく使い込んだ用語は、そう簡単に変えられません。

あるいは昔から責任を他者に押し付ける卑怯者体質が、出版にはあるのかもしれません。


■誤植を気にする著者、忘れる編集者


多くの著者は誤植を気にします。編集者の多くは、発行後は忘れ去ってしまいますが、著者は発行後もあれこれ気にして時々読み返しては、新たな悩みの種を発見するようです。

著者とはそういうものなのでしょう。誤植についてかいつまんで言うと


1)誤植を気にする著者は多い
2)編集者も気にするが出版後は忘れる(重版のときだけ思い出す)
3)ときには職を失うような誤植もある
4)読者がすぐわかる誤植が一番恥ずかしい
5)あんまりひどい誤植だと書店から返品されることもある
6)誤植の責任者はだれか


誤植のない本はない、といっても過言ではありません。
特に初版本はそうです。

誤植はあまりに日常的に発生することなので、大抵の編集者は誤植に慣れています。著者と編集者の誤植に対する意識の違いは、普段目にしている量の差にあると思います。

誤植は著作権侵害などと違って、損害賠償が発生するような事態はまずありません。誰にでもわかる誤植はみっともないですが、それを記憶し延々と言い募るような人もいません。

もし、いたとしたら別のところで恨みを買っていないか思いいたすべきです。原因はそちらのほうにあるでしょう。

かように誤植は、「慣れてしまえば」大して気にならなくなる「鈍感力」で克服できるものです。ミスであっても犯罪ではありませんから。

ところがごく稀に(といっても年間8万点近い新刊がある以上、毎年何かしらの事件はあります)「鈍感力」では克服できないミスも起こります。

そんな致命的な誤植が発生した場合、問題になるのはその責任の所在です。出版者が悪いのか著者が悪いのか。著者として気をつけておかなければならないのは、そんなヤバイ誤植ですね。


■誤植、その罪と罰


誤植のない本というのは、極めて稀、というより初版で誤植がないというのは、ほぼないと言ってもよいと思います。新聞には(きっと)毎日あります。一般の人は「そんな馬鹿な」と思うようですが、現実はそんな「馬鹿」なのです。

それでもニュース番組ごとに、たびたびテロップで誤植を出すテレビ局よりは遥かにマシだろうと思いますが、見ている人からすれば五十歩百歩かもしれません。

テレビ局のテロップは、始めから複雑なことを書くためのものではありませんから(そもそもテレビが複雑なものを説明するのに不向きなメディアですから)視聴者がすぐにその間違いに気がついてしまいます。

これがヤバイ誤植のその1です。読者にすぐわかる誤植がとにかく一番恥ずかしい。許しがたいヘマです。

テレビ制作のかたがメルマガの読者にいるとは思えませんが、念のためこの種の単純な誤植をなくすには、複数の人間によるチェック。これが鉄則です。

「短文である」「時間がない」という理由で、書いた本人だけが見直す態勢でやっていると事故は必ず起きます。

誤植がテレビ局にとって「後で謝れば済む」程度のことなのか、「後で謝るくらいなら」事前にもう一人に見させればよいことなのかは知りませんが、テロップの誤りを訂正する場面が異常に多いのは確かです。

話がそれました。

出版社としても、見出しを間違える、値段を間違える、コードを間違えるは「よくあること」で済まされません(その割にはよくありますが)。

これらは著者には何の責任もないことですが、商品のパッケージに誤りがあっては販売できませんから被害は蒙ります。

刷り直しや回収など、経済的損失を伴う誤植だと、担当者は始末書くらい書くかもしれません。何度もやったら査定にも響くでしょう。電車の中吊広告でもよく誤植を見かけます。

恥を宣伝しているようなものですから、担当者は広告が世間の目に曝されている間中、罰を受けているようなものです。

ヤバイ誤植の2は後でも出てきますが、間違えてはいけない相手を間違えることです。

現代では、それほど神経質になって気をつける相手というのはあまりいないと思いますが、戦前には雑誌「キング」(昨年復刊されテレビCMまで流れましたが、その後さっぱり見かけません)が、「明治大帝」を「明治犬帝」とする誤植を出してしまい、当時「キング」はダントツの部数を誇る国民的雑誌だったため大「事件」になったことがあります。

「キング」誤植事件では死人は出なかったが、ヨーロッパでは『聖書』の「汝姦淫するなかれ」の"not"を落とし、モーゼに「姦淫せよ」と言わせた誤植が起きたときには、担当者が処刑されてしまったそうです。まさに校正恐るべしです。


■誤植の責任はだれに


本人の恥辱以外、なぜ誰にでも誤植とわかる間違いがヤバイのか。
その理由は


・本自体の信頼性に傷がつく

・実害として書店から返品、または回収という緊急事態になることもある


以上2点は広告の誤植ではなく、書籍の本文内容に関わることです。ビジネス書は法経書の範疇ですので、記された内容が正確、または正確らしいことが基本です。

ですから本筋とは関係なくても株の本の文中、株が「蕪」になっていたり、国債の日本市場が「国際の日本史上」になっていては、大枚はたいて株式投資しようと意気込んでいる読者にしてみれば、裏切られた思いすら抱くでしょう。

怒りのあまり書店に「返品」する読者も出てくるかもしれません。言うまでもなく著者自身の名誉にも関わります。

全部読んでから本を買う人はいませんから、「よいと思って買ったのに、この体たらくでは返す」と言われたら書店としても困ってしまいます。

書店は、困ったときにはとりあえず版元に責任とってもらおう!ということで出版社に対応を求めます。この当たりの行動は、家電やその他商品の小売とメーカーの関係と異なりません。

このような本文中の致命的な単純なミスでは、著者に累が及ぶことはあっても責任を問われることはあまりありません。

あまりと言ったのは出版社も編集者も、最後は自分が可愛いので、切羽詰ると著者を裏切ることもあるからです

ま、社会的に立場のある堅気の出版なら絶対しませんが。なぜ、著者に責任を押し付けることができるのか。

「著者が書いた原稿だから」、ではなく、「著者も校正したから」、でもありません。出版界では、校正の責任は著者にあることが原則だからです。

校正の責任については出版契約書に明記されています。条文では、ほぼ例外なく校正の責任は著者に帰すことになっていると思います。

それは、本来原稿の専門的な部分は、編集者にはわからないという前提があるからです。

著者が直したにもかかわらず直っていなければ出版社の落ち度ですが、著者も見逃していた「国債」と「国際」の間違いは、出版契約どおりに読めば著者の責任となります。

建前上は校正責任のあることを確認しておいたほうがよいと思います。

では、卑怯者の出版社がなりふりかまわず著者に責任を持っていこうとするような、誤植のトラブルとはどんなものなのでしょうか。


■揉め事になる誤植


単純な誤植は、複数の人の目できちんと見ていないことに原因があるのですから、著者としてもなるべくいい加減に流さないで、もう一度読み直すくらいのことを行えば防げます。

また、実際の誤植は読者が読んでもわからないもののほうが圧倒的に多く、一応プロである編集者も見ているわけですので、著者が誤植に神経を遣わなければならないという場面はそんなにありません。

しかし深刻な事態になるケースはあります。例えば電話番号や住所、メールアドレス(ホームページのURLが間違っていて実害があったという話を聞いていません)の間違いなどです。

本文中で紹介した電話番号が、間違って「怖い筋」のかたの番号になっていたりするとマジでヤバイです。間違い電話は読者がかけるのですが、クレームは出版社に来ます。

結果「話し合いで解決」となりますが、話し合いの「結果」には¥マークがつきますので、ついては原稿は正しかったが校正ミスがあったのか、原稿にミスがあったのかによって、著者にも応分の負担が求められることがあります。

「怖い筋」も嫌ですが、「困った筋」に連絡が行っちゃってもなかなか面倒です。ただ、こうした出版社と間違った相手先との一対一の関係では、そう大きなトラブルに発展することはありません。

これが読者に被害が及ぶような事態に発展した場合には、かなり大きなトラブルとなってしまいます。

最近では電話犯罪が多様化していますから、昔はなかったような電話やメールしただけで商品の注文と見なされたり、連絡した先から執拗に迷惑電話やメールが来るなどといったことも起こりえることです。

間違ってそういう業者の電話番号を載せてしまって、読者から苦情がわんさか押し寄せるなどということになれば、書店店頭から回収せざるを得ませんしトラブル処理が大変です。

基本的に著者を守るのが出版社の基本姿勢ですが、あまりに大きな損害を蒙ると卑怯者体質だったり貧乏だったりする出版社は逃げ出すかもしれません。

連絡先の誤植、間違いはちょっとした地雷です。先方のチェックなしに連絡先を紹介するときには、くれぐれも確認を怠りませんように。

ではまた来週。



    《編集後記》
 


パソコンで書く場合、誤植といいますか、変換ミスといいますか、けっこう起こりやすいものですね。私もこうしてメルマガを発行していますが、身につまされる思いです。昔、私も週刊の広告雑誌を作っていましたので、とくに電話番号など重要な情報は、入稿前に実際に電話をかけてチェックをしていました。

文面も制作スタッフ内部でダブルチェックし、進行部門の人がチェックし、とやっていたのですが、それでもミスはありました。それだけに書いた人だけしか見ないのは思い込みもあって間違えやすいなぁ、と実感します。ぜひ著者の皆さまは、念入りにご確認を!(発行者:樋笠)


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出版プロデューサー/本多 泰輔(ほんだ たいすけ)

プロデューサー・本多泰輔氏は、ビジネス出版社(版元)で20数年の経験をもつベテラン編集者から、出版支援プロデューサーに転身した人物です。その考え方について詳しく知りたい方は、本多氏編集のメールマガジン『コンサル出版フォーラム!本はあなたをメジャーにする』のバックナンバーをご一読下さい。

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