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第189号 『出版セミナーで目からウロコだったことのいくつか』

おはようございます。
本多泰輔です。

先週の2月13日、久しぶりの「出版セミナー」を行いました。寒風吹きすさぶ中、ご来場いただきました方々、ありがとうございました。改めまして御礼を申し上げます。

今回のセミナーでは、わたくしめの出番はなかったのですが、一聴衆としてなかなか面白く聞かせていただきました。

そこでこのメルマガでは、ご来場いただけなかった人のために、ほんの少しだけわたしの印象に残ったお話として、そのさわりをご紹介したいと思います。

ただし、あくまで本多の独断と偏見による解釈ですので、その辺お含み置きください。

■泣けるビジネス書をつくる!

まずはセミナーの第1部から。

第1部の講師をお願いしましたあさ出版の佐藤社長は、不肖本多とは旧知の間柄なのですが、なかなか心に響くお話でした。

記憶では、あんなに話が上手な人ではなかったのに、歳月はやはり大きく人を変えるものだ、とまあ、いささかの感慨を覚えながら聞いていたわけです。

あさ出版のベストセラー、『日本で一番大切にしたい会社』(坂本光司著)がなぜ多くの読者に受け入れられたのか、要するにたくさん売れたのか、その理由は2つあるということです。

本当は、もっとたくさんあるでしょうけれども、今回のお話ではこの2点に絞ってのお話でした。

理由その1。

経営者は経済的な成功を目指して事業を始めることが多い。ベンツがほしい、立派な家に住みたい、お金もたくさんほしい、こうした動機が経営者のエネルギー源となり成果に結びつくわけですが、それだけではない。

自分自身の物質的欲求がある程度満たされると、人は社会貢献や社員の福利厚生など、他人の幸福に関心が向くようになる。

ここにこの本が売れた背景があるということです。

佐藤社長の見立てでは、『日本で一番・・・・』が経営者の持つ「できることなら社会貢献したい」という意識に響いた、あるいは眠っている社会貢献の意識がインスパイア(鼓舞する)されたからではないかということです。

『日本で一番大切にしたい会社』がどういう本か、その中身をご存じない方は、買って読んでいただくか、書店で立ち読みしていただくしかありませんが、つまりは「人を大事にしている会社」のお話です。

「お父さんが泣けるビジネス書」をつくりたいと、佐藤社長はずいぶん前(たぶん6,7年くらい前)に言ってました。

わたしは「そりゃ、重松清の仕事でしょ。ビジネス書で泣けますかね」と冷ややか(この時に限らず、いつも冷ややかですが)に応じていました。

今回のセミナーでお話を聞いて、改めて『日本で一番大切にしたい会社』の原点が、この時に話にあったのだなとしみじみ思いました。

マズローの法則は企業経営にもあった。

このお話を聞いて思いついたのが「マズローの法則」。
欲求の5段階説ですね。

企業経営も個人と同様に5段階の欲求があると、まあ、わたくしはそう考えたわけです。

マズローの欲求5段階説では、ボトムの欲求は「生存の欲求」。企業経営では倒産しないことがすべての前提ですから、これはわかりやすい。

その一段階上が「安全の欲求」。

倒産しないまでも、いつも翌月の資金繰りに悩むような自転車操業では、とても安心してできません。安定経営という安全を求めるのも極めて至当です。

ここまで達成されれば、経済的、物質的欲求は概ね満たされそうです。そうして、次の欲求の第3段階目から、自分のことから他人のことへと関心が向くようになるわけです。

マズローの法則では第3段階は「所属と愛の欲求」です。
これは・・・・、う〜ん「社員満足」でしょうか。

社員から「ドケチ社長」とか「かまどの灰まで自分の物」などと言われたくなくなるのが、この段階なんですかね。

日本経団連の社長さんたちも、早くこのレベルに達してほしいと、たぶん総理大臣もそう思っていることでしょう。

「愛の欲求」とあるように、社員は社長に忠実であれという欲得がらみの思いから、社員を愛したいという心情へと移るのか、あるいはもうすこし下心があるのか、果たして社長のみなさま、実際のところどうお考えでしょうか?

さて、第4段階は「承認・尊重の欲求」、エステマですね。

これはもう「立派な経営者」と世間に認めてもらいたいというわかりやすい欲求でしょう。このころから商工会議所の理事や役員になろうとしたり、銀行の懇話会なんかに入って、ゆくゆくは商工会議所の会頭や懇話会の会長などを目指し、社外活動をし始めるのだと思います。

本の出版なんかもするんでしょうね。

そして、マズローの欲求5段階のトップの欲求は、もはや知らない人はいない「自己実現」。マズローは知らなくても、いまやこの言葉を知らない人はいませんね。

しかし、第4段階までは順調に企業経営とフィットしてきましたが、自己実現はやや解釈しづらいところがあります。

そもそも自己実現を目指して会社を起こす人が多いのですから、物質欲から順番に精神欲、まで積み上げていって最後が自己実現となると、なんだかすごろくで「振り出しに戻る」みたいな気もします。

そこで、メルマガの主題ではありませんのでという言い訳を用意して、ここでは自己実現についてこれ以上は踏み込みません。

■すべてのベストセラーは「いい話」

個人の生活でも企業経営でも、マズローの法則がいつもぴったり当てはまるかは正直わかりません。

しかし、ビジネス書が必ずしも欲求の第1段階や第2段階ばかりをテーマにする必要はないのではないか、つまり損得や効率ばかりをテーマに取り上げることはないのかもしれない、ということを『日本で一番大切にしたい会社』と佐藤社長は教えてくれたのだと思っています。

そういうわけで理由のその2です。

「人はいい話で感動(あるいは感心)したい」

ベストセラーを見渡せば、究極ベストセラーとは「いい話」の本。小説はそもそも「いい話」を捏造することが本筋ですから、いまさら言うまでもないことです。

小説『下町ロケット』(池井戸潤著 小学館)は蒲田の中小企業の「いい話」、コミック『ワン・ピース』(尾田栄一郎著 集英社)は海賊の「いい話」、一般書『だから、あなたも生き抜いて』(大平光代著 講談社)は暴力団から弁護士なった女性の「いい話」、詩集『くじけないで』(柴田トヨ著 飛鳥新社)は98歳のおばあさんの「いい話」、そしてビジネス書『日本で一番大切にした会社』はビジネスの「いい話」です。

「いい話」というのは、要するに「感動する」か、「感心する」お話ということです。

ドラッカーは、言わば経営のいい話。ビジネス書は基本、経営書がベースなので、勢い損得や効率をテーマにすることが多い。そこに感心はあっても、なかなか感動することはありません。

ビジネス書『日本で一番・・・・』では、そこをあえて「感心より感動」を目指したのですね。そのチャレンジが凄いと思います。

■感動するビジネス書を目指す時代

よくよく見ればベストセラーのほとんどは「いい話」です。ならば、ビジネスで感動のいい話があれば、それは十分ヒットする可能性を持っているわけです。

しかし、残念ながらビジネス書の多くはプラグマティックであり、功利的であり、損得勘定であって、感動とは最も遠いところにあるとさえ言えます。

それはそれで、間違いでも不要でもありません。

しかし、それだけがビジネス書ではない。なぜならビジネスシーンにも、感動はあるからです。しょっちゅうあることではないですが、それは人生でも同じこと。

それにめったにないからこそ、本にする意味があるというものです。個人個人はビジネスで感動することがあるのに、ビジネス書がそこ
を避ける理由はありません。

とまあ、昔から思っていたんですが、なかなかできないんですね、
これが。

ビジネス書にも「感動のナントカ」とかというタイトルは時々あります。しかし、その中身はだいたい教条主義的であり表面的であって、どう読んだって感動しようがない、そういうものばかりです。

「感動のナントカ」と『日本で一番・・・・』の違いは何か、一つは共感できるかどうかでしょう。

マズローの欲求段階で3段階以上の人は、『日本で一番・・・・』に共感し得た、だから「感動のいい話」として、多くの人に読まれたのであろうと思います。

■データが語る読者の姿

第2部の日経BPコンサルティングの今野さんと安藤さんのお話では、日経BPの媒体読者に対し行われたアンケート結果に注目しました。

約1万人のデータを出してくれたのですが、その中で瞠目したのは次の2点です。

一つは、読者がビジネス書を選ぶときにどういう規準で選んでいるかというデータ。

読者は同じようなジャンルの本の中から一冊を選ぶ時、その本を書いた著者の名前(有名人)で選ぶのではなく、著者の経歴や専門性、つまりその本を書くのに妥当性のある経歴の人物かどうかで選んでいるという点です。

これは文芸書には見られない傾向で(わたしは文芸書のことは知りませんが、文芸書の出版社の人に聞きました)、新人の著者にとってビジネス書や実用書が持つアドバンテージであると言えます。

つまり、ビジネス書は無名の新人作家であってもまったくOKということです。株の本を書く人は実際に株式投資をやった人であればいいわけで、証券会社OBである必要はなく、博士号も要りません。

株で億万長者になった人でなくても(あってもいいですが)いい。地味ではあっても、主婦が小金を貯めて持続的に数百万円ずつ増やし続けているという話でもOK。80歳オーバーのおばあさんが年に百万ずつ儲けを出し続け、ついでに健康維持、認知症防止にも効果ありということでもいいわけです。

もう一つの“瞠目点”は、タイトルに関するデータです。本を選ぶときに読者が最も見ているのがタイトル、次が目次です。本を手に取らなきゃ目次も前書きも読めやしませんから、本のセールスにとってタイトルはやはり一番大きいというデータでした。

そりゃまあそうでしょうという話ではあるのですが、本当にタイトルで選んでいるか調べたことはありませんでしたので、データで見せてもらうといまさらながら感心してしまいました。


■やはりセミナーはライブで!

もしも『日本で一番・・・・』のタイトルを「感動の経営!」なんてつけていたら、恐らくベストセラーになるまでに、もう半年くらい余計にかかったろうと思います。

上手なタイトルつけるセンスというのは、編集者の、そして出版社の財産ですね。出版社を選ぶ時にはタイトルセンスのいい会社を選んだほうが、規模の大小で選ぶよりも大事かもしれません。

そんなわけで、個人的にもいろいろ啓発を受けるところ大であったセミナーでありますが、あんまりここで詳細を書いてしまうと講師の方々の著作権を侵害してしまいますので、この辺で打ち止めとさせていただきます。

いずれにせよ、やはりセミナーはライブで聞かれたほうがよいということで、今回のメルマガも締めさせていただきます。



   《編集後記》
 
2年ぶりに開催されたコンサル出版セミナー。ご参加された方にと
ってご感想はそれぞれだったと思いますが、少なくとも「本を出し
ていく」という動機付けは強くなったのではと思います。私もこれ
まで数多くのコンサルタントの方が著書をきっかけにメジャーにな
っていった様子を見てきました。やはり「本を出し続ける」という、
強い意志が、行動、実現、継続に繋がっているのだと痛感します。
(発行者:樋笠)



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