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ベンチャーキャピタリストが語る企業投資の実際
第1回 「“金持ち父さん、貧乏父さん”〜MBOの活用法」

日本プライベートエクイティ株式会社
取締役インベストメントオフィサー 法田 真一

企業投資のいろいろ
 
企業投資の“企業”にも、上場企業/未上場企業、破綻企業/健全企業、ベンチャー、老舗等、その規模や状況は様々あります。

これから3回にわたって、お話させて頂く“企業投資”とは、今、新聞紙上でよく話題になっている「再生投資」でも「ベンチャー投資」でもなく、“普通に頑張っている中小企業への投資”についてです。

50代は人生の節目?


数年前、『金持ち父さん、貧乏父さん』という本が話題となりました。金持ちになるためにはお金をたくさん稼ぐのではなく、「お金の力を自分のために働かせて金持ちになろう」という提言をした本ですが、覚えておられるでしょうか?

当時、私自身は、『いまさら言われても遅いな・・・』『子供に教えるにはまだ早いかな・・・』等と感じつつ、恥ずかしながら、結局、具体的な行動には至っていません。

ただ、年代や意識が違えば、当然、その捉え方も違うのでしょう。この本の影響というわけではないでしょうが、これからお話する、私どもの“企業投資”には、特に50代の方々からのご相談が増えています。

『事業を誰かに継承して引退したい』という50代の創業経営者、『大企業から離れて経営者として独立したい』という50代のサラリーマン・・・。

両極端ではあるのですが、これまで、ひたすら会社や仕事のことだけを考えてきた方が、ふと立ち止まって、自分自身の人生や家族のことを振り返ってみたときに、『今までこんなに頑張ってきたのに、このままでは"貧乏父さん"で終わってしまう。しかし、まだ、考え方次第で金持ち父さんになれる可能性は十分にあるのではないか』・・・そんな思いで行動に移されている方が増えているのかな、と思うときがあります。

「事業承継」= "誰にも言えない悩み"

私どもの投資の対象となる企業のパターンは、大きく分けると2つに分けられますが、まず1つは、
事業を誰かに引き継いで引退したいという経営者の会社です。

    『後継者が見つからないまま、齢を重ね、会社の先行きに不安を感じている』
  『会社経営は順調だが、自らの健康に不安を感じている』
    『息子は社内にいるが、後を任せられない』
    『親から突然に引き継いだ会社であり、これから先の経営には限界を感じている』
 
常に、こうした事業承継に絡む問題が頭の片隅にあるものの、誰にも相談できずに悩んでいる経営者の方はかなりいらっしゃると思います。

現実問題として、事業承継問題の解決策としては、「株式公開」「子供や親族への相続」「清算・廃業」等とその選択肢は限られているうえに、どれも一筋縄ではいかなさそうな話です。

「事業再編」= "サラリーマンから社長へ"

私どもの投資対象のもうひとつのパターンは、大企業から離れて経営者として独立したいというサラリーマンが率いる会社です。

    『会社が事業再編を積極的に進めている。自分がいる部門は本業外の事業である』
    『新規事業部門を率いて、それなりの規模にしてきたが、会社は撤退の意向を表明した』
  『親会社の業績は悪いものの、自分のいる子会社の経営は順調である』
    『本社が地方工場の閉鎖を検討している。なんとか地元で生き残っていく術はないのか』
    『親会社が子会社を食い物にしている。自分たちの会社として運営していきたい』
 

最近、大企業が「選択と集中」を進めていくなかで、子会社、関係会社等で働く多くの方々が、サラリーマンとしての限界や危機感を感じて、これは他人事ではないと、自分の身の振り方を真剣に考え始めておられます。

しかし、具体的にどうすればいいのか?経営者としてやっていけるのか?資金はどうするのか?こうした不安や課題を抱えながらも、誰にも相談できずに悩んでおられる方が多いのではないでしょうか。

「MBO」= "現代版のれんわけ"
 


以上の2つのパターンへの解決策をご提供しているのが、私どもの仕事です。

例えば、事業承継問題に悩まれる経営者の方も、家業意識、同族経営にとらわれなければ、「M&A(第三者への事業売却)」「後継社長の社外からの登用」、そして「MBO(現経営陣への事業売却)」、と選択肢は広がります。

また、事業再編の波にさらされているサラリーマンの方々にとっても、今の会社や事業を親会社から買い取り、自分の会社として引き継ぐには、またとないチャンスといえます。

こうした事業承継の新しい形として注目されているのが、「MBO」です。MBOとはManagement Buy Out(マネジメント・バイアウト)の略であり、『経営陣による企業買収』という意味です。

現在の役員(経営陣)が、オーナーから株式(経営権)を買い取り、会社を引き継ぐという手法のことで、例えていうなら"現代版のれんわけ"といったほうがわかりやすいかもしれません。

これまで苦楽を共にして、会社のことをよくわかっている役員がオーナーから事業を受け継ぐ。
もしくは、子会社の経営陣が、親会社から事業を引き継ぐ。

これは、1つの"企業買収"でもありますが、基本的には友好的な買収であり、日本の企業風土に馴染みやすい手法であるといえます。

このとき、新しく経営者になる方は、オーナーや親会社から株式を買い取るための資金が必要になりますが、それだけの資力を有する方は少ないことから、その資金を一緒に出しましょうという投資家が、私どものMBOファンドです。

言い換えれば、新しい経営陣とMBOファンドによる共同買収ともいえ、両者が協力しながら、会社の価値を高めていくという仕組みです。


MBOの活用法

M&Aはじめ、こうした手法は、大企業だけができるものというイメージがあるかもしれませんが、あくまでも1つの手法に過ぎず、会社の規模は関係ありません。

最近では、中小企業のオーナーや大企業のサラリーマンも活用しており、

    『引退を考えている創業者から事業を承継する』
  『業績が悪化している親会社から独立する』
    『親会社の外国企業が日本から撤退するので、日本法人として独立する』
    『会社としては魅力のない事業かもしれないが、将来性を感じており、部門ごと独立する』
    『親会社が破綻したので、見込みがある事業だけでも切り離して再生する』



と、いろんなパターンへと広がりを見せています。

MBOは、単に“絵に描いた餅”ではなく、既に、実際の中小企業においても広く活用されています。次回以降は、その具体的な事例をみていきたいと思います。



■バックナンバー

第1回 「“金持ち父さん、貧乏父さん”〜MBOの活用法」
第2回 「“現代版のれんわけ”で会社を残す!〜 事業承継におけるMBO」
第3回 「立ち上がれ、サラリーマン!〜事業再編におけるMBO」
■法田 真一/日本プライベートエクイティ株式会社 取締役 インベストメントオフィサー
http://www.private-equity.co.jp
1989年 慶応義塾大学経済学部卒業後、商工組合中央金庫 入庫。1991年 日本アセアン投資株式会社(現・日本アジア投資株式会社)入社。東京投資部、札幌支店、大阪支店、岡山支店長を経て、ベンチャー企業の投資育成業務に従事。製造業から小売・サービス業まで幅広い業種の国内外企業への投資、育成、EXIT(上場・M&A)の実績を有する。 1999年より、事業開発チーム にて新規事業の推進を担当。M&A業務等を手掛ける他、2000年 日本プライベートエクイティ株式会社の設立に参画、同社取締役に就任。2002年 株式会社シーズメンのMBOを手掛け、同社取締役に就任。2001年 中堅・中小企業に特化したMBOファンド『事業承継・第二創業支援ファンド』をあおぞら銀行と共同で組成。2003年 中小製造業に特化したMBOファンド『TAKUMI継承ファンド』を三洋電機グループと共同で組成。

日本プライベートエクイティ株式会社
【法田氏からのメッセージ】
日本プライベートエクイティ株式会社は、独立系ベンチャーキャピタルの日本アジア投資株式会社と大手M&A仲介会社の株式会社日本M&Aセンターの共同出資により設立された、MBO(Management Buy Out)ファンドの運営会社です。中堅・中小企業のMBOに特化しており、上場企業等の事業再編に伴い分離される子会社・事業部門や後継者問題に悩むオーナー企業等の事業存続と企業価値の向上を、経営陣と共に目指します。


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